日本語パートナーズとして台湾に派遣されたとき、私はコンビニの店員さんが話す言葉でさえも聽不懂(中国語の意味で、言っていることがわかりません)でした。日本語パートナーズとして派遣される前に研修で、約1ヶ月間中国語の勉強をしましたが、やはり現地の人の話す言葉を早々に理解できるわけがありませんでした。
前任の方も、派遣当初から中国語の家庭教師を付けていたと聞いていたので私も同じ先生にお願いしました。台湾の人たちはよく英語のニックネームを持っています。私の語学の先生も「Harvey」という英語の名前で呼んでいました。若くて、日本語が上手で、いつも楽しい語学のレッスンでした。しかし、衝撃的だったことが、Harveyはタピオカミルクティーの「タピオカ」が嫌いだということでした。日本人でも、鮭おにぎりの鮭が嫌いというのと同じだなと思いながら、Harveyとは一緒にタピオカミルクティーを飲むことはありませんでした。
週に一度の語学のレッスンでしたが、慣れない海外生活で語学のレッスンが本当に楽しい時間でした。先生でもあり、友達のように接することができた、Harveyには本当にお世話になり、感謝してもしきれないぐらいです。Harveyに「せっかく台湾に来てるんだから、楽しもう!」と言われた言葉を今でも思い出します。少し落ち込んでいたときだったので、初めて台湾に来たときの感覚を思い出すことができました。その言葉のおかげで、台湾生活を楽しむこともできました。
今では、ニュースやたまに台湾のYouTubeを何気なく見ていると、「あっ今の単語、〇〇だ!」と少しわかるようになり、密かに嬉しさを感じています。これからも勉強して、嬉しい気持ちをたくさん感じていきたいです。そして、またいつかHarveyにも会えることを願っています!!