派遣期間:2018年7月~2019年3月
こんにちは。日本語パートナーズ(NP)としてインドネシアで活動した大口智実です。私はバリ島東部のクルンクン県に派遣されていました。活動中はバリ舞踊やお祈り体験を通してバリの文化に親しみ、バリの人々の温かさや大らかさ、伝統衣装の華やかさに惹かれ、すっかりバリのファンになりました。活動終了から1年半経ち、現在は語学学校に併設されている日本語教師養成講座の担当者として働いています。この講座は、私自身がNPになる前に通っていたところです。
現在の私の仕事は、「日本語教師という仕事を広めること」や「日本語教師になりたい人をサポートすること」です。
自分自身が受講生だったころ、日本語や日本語教育という興味のあることを学ぶ毎日はとても楽しいものでした。養成講座に通ったからこそ、NPに参加することになり、「日本語教育に携わりたい」「東南アジアに住んでみたい」という2つの夢を同時に叶えることができました。
その経験に加え、NP活動を通じてインドネシアの教育現場を肌で感じたこと、日本とインドネシアの両方で素晴らしいインドネシア語の先生に出会って語学を学ぶ面白さを知ったこと、日本語が好きで一生懸命学んでいる生徒たち、現地の日本語の先生、インドネシアの友達に出会ったこと等、すべての経験が今の仕事に活かされています。
今、私の目の前には、未来の日本語教師がたくさんいます。その方々のサポートをすることで、間接的にでも世界中にいる日本語学習者の役に立てると嬉しいです。
今でもインドネシア人の友達や生徒と、メッセージのやり取りを続けています。新たに日本語学習中のインドネシア人の友達が増え、日本語の質問を受けることもよくあります。私もインドネシア語の勉強を続けています。これからもずっと、日本語教育とインドネシアに関わっていくことで、大好きなインドネシアのみんなにとってのNPであり続けたいです。