派遣期間:2017年5月〜2018年3月
ミャンマーにあるヤンゴン外国語大学に日本語パートナーズ(NP)として赴任しておりました村松です。NPとしての活動を終えてから2年と半年。帰国後は国内の日本語学校で日本語教師をしながら、高校生の頃からの夢であったJICA海外協力隊(以下、協力隊)に合格!したのですが、新型コロナウィルス感染症の影響により渡航が延期となり、只今待機期間を過ごしております。NPとしての活動は、「就職前に海外経験を積む!大学卒業前後に参加した3人の座談会」というタイトルでウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもご覧いただければ嬉しいです!
今回の寄稿では帰国後について、特にこのNPをファーストステップとし、その後JICA海外協力隊や日本語教師に関係のある仕事につきたいと考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです!
私は大学生のころ、カンボジアに語学留学した時に日本語学校でボランティアをしてから、海外での日本語教師を志すようになり、大学卒業後にNPに参加させていただきました。その後、協力隊へ応募して、合格するまでの間、国内で日本語教師の経験を積むために日本語学校に勤めていました。国内という新たな環境で教えることは、また違った難しさがあり、挫折することもありました。しかし、そんな時はNPとして活動した日々を思い出しながら、疲れていても授業を受けたい!と思ってもらえるような「楽しい授業」を目指し、日々奮闘していました。NP活動終了後、2年ぶりにミャンマーにも訪れ、みんなと再会することができました。
協力隊の選考では、NPとしての生活や活動を通して意識していた、「現地に染まること」と「笑顔でいること」の2点に焦点をあて、日本や日本語に今まで関心を持ったことのない現地の方にも興味を持ってもらうためにしたことや、それに応えてくれた人がいたことを伝えました。毎日とびっきりの笑顔になるくらい、心からミャンマーが大好きだったことが活動の原動力になっていたのだと思います。
待機期間の今は、新たな試みとして趣味であったドラムを子供に教える仕事や、家庭教師、外国人の同僚がいる食品会社の3つで働きながらとても楽しく毎日を過ごしています!この待機期間中に出会えた人や新たな経験が沢山あったので、自分にとっては、とても貴重な期間だと感じています。今は机に飾っている次の派遣予定国であるミクロネシアの写真や地図を見ながら、新たな出会いを想像して日々を楽しく過ごしています。また現地より活動報告いたします。1日でも早く、新型コロナウィルス感染症の流行が収束しますように。