日本語パートナーズ(NP)は、学校行事の運営に関わることもあります。先日、「外国語カーニバル」を行いました。外国語カーニバルは、外国語履修科目である日本語・韓国語・フランス語・アラビア語のお祭りです。カーニバルではスピーチコンテストや、動画上映、ポスター展示等を行いました。
私は、日本語スピーチコンテストを担当しました。スピーチコンテストは、4年生が対象です。スピーチのテーマは、「新しい」。
本番まで一週間を切ってやっとスピーチコンテストの出場者が集まり、原稿を書き始めました。「一緒に頑張ろうね」と生徒たちを励ましながら、なんとか出場者全員が自分自身で原稿を書き上げました。「新しい猫」、「新しい先生」、「新しい科目」等、様々な内容でスピーチをしてくれました。準備期間が少ない中でも、みんな一生懸命頑張りました。
スピーチをする生徒の様子
司会者は、日本語で日本式の司会進行を行ってくれました。初めて見る言葉も多い中で、一生懸命読み切りました。
日本語で司会進行をする様子
質疑応答の様子
審査は、同期の日本語パートナーズが行ってくれました。直前のお願いにも関わらず協力してくれた同期には、感謝してもしきれません。
審査員の皆さんには、スピーチ後の質問と採点を行ってもらいます。ほとんどの生徒は、私以外の日本人が話す生の日本語を聞くことが初めてでしたので、当日はとても緊張している様子でした。しかし、1回で聞き取ることが難しかった時は、「すみません。もう一度お願いします。」と伝えて対応していました。
頭を抱えながら順位をつける様子
審査員の記念写真
NPとしての活動も残り2か月を切った今、困った時や辛い時に支えてくれる同期の存在の大きさを感じています。今回のように、日程が迫る中で急な審査員の依頼に応じてくれたり、悩みがある時には、仕事終わりに外で食事を共にしながら話を聞いてもらうこともあります。
「同期がいるから頑張れる」。私は今、同期に恵まれ日本語パートナーズとしてマレーシアで活動できることを、とても幸せに感じています。