Wilujeng siang! みなさんこんにちは。インドネシア18期、西ジャワ州プルワカルタ県に派遣されている大川由生子です。
今日は、派遣先の高校で体験した文化の違いについて紹介します。
生徒と一緒に、西ジャワ州の書道大会に向けた練習をしていた日のことです。生徒のみなさんは、とめ、はね、はらい、書き順などを確認しながらたくさんの練習を重ねてきました。この日は、書道大会への応募に必要なビデオ撮影の日。ゆっくりきれいに書こうとすると制限時間を超えてしまうこともあり、何度も撮り直しを重ねました。
ビデオ撮影の様子
ビデオ撮影の後は、応募用の顔写真の撮影に移ります。
ここで、いきなりですが、みなさんに質問です。みなさんが顔写真を撮影するときの背景は何色ですか？
日本では、白色や水色の背景が多いのではないでしょうか。
写真撮影のために先生が持ってきてくださった布は、なんと、赤色！
日本人の感覚だと少し派手に感じてしまいますが、インドネシアではよく使われる色だそうです。思い返せば、SNSのプロフィール写真の背景が赤色のインドネシア人の友人がいました。私は、その友人は赤が好きなものとばかり思っていましたが、実は、何かに応募するために撮った写真だったのかもしれません。
赤い布が登場しました
赤い布を壁に張ったり、棚にかけたりして背景の準備ができたら、撮影スタート。
せっかくの機会なので、私も写真を撮っていただきました（私のプロフィール写真です。イスラム教の学校のため、私もヒジャブ（頭部を覆う布）を着用しています）。
生徒のみなさんは少し緊張気味でしたが、凛々しい表情がとても素敵でした。いい結果が出ることを祈っています！
