私が派遣された台湾斗六高級中学は令和4年(2022年)に初めて日本語パートナーズが派遣された学校です。今回は斗六市での私の住環境について紹介したいと思います。
斗六市は雲林県の県庁所在地ですが、自転車で5分も走れば畑が広がるのどかな街です。
気候も温暖で雨はそんなに降らず、1月でも半そでで大丈夫な日もあります。台湾の中部に位置しており、北の台北、南の高雄に行くのもとても便利な立地です。
私が住んでいるアパートはワンルームで、キッチンがありません。洗面台が洗い場兼用になっています。単身用住居だとこれが一般的な台湾スタイルです。ついでに言うと私の部屋は「冷蔵庫はワンドア」「電子レンジなし」なので、基本的には外食か、お弁当を買ってきて食べることになります。これを書いている2023年1月、アパートの1階にコンビニエンスストアがオープンし、とても便利になりました。
部屋の様子。キッチンはありません。
部屋の外に置かれている共同の給湯器と洗濯機。飲用水はここからいただいています。
新築物件だったおかげで、よくありがちな水回りや電気の故障、ゴキブリなどの問題は今のところありません。
1階の共同玄関にはポストがありません。郵便はどうするかというと、1階にある大家さんのところに届くようにしています。ネットショッピングなどの荷物が届いたらLINEで連絡がくるので、すぐ取りに行きます。また日本にあるような「ゴミステーション」はこちらにはなく、ほぼ毎日定時にやってくるゴミ回収車を外で待つことになります。私の住んでいるエリアには17時50分にやってくるので、それまでに家に帰らないとどんどんゴミがたまっていくので要注意です。
自宅から学校までの距離は3㎞ほどで、毎日自転車で通っています。朝のラッシュ時間帯はすこし危険なところもありますが、バスの便があまりよくない土地柄なので、これが今のところ最適な交通手段です。
派遣先が決まった時には、聞いたこともない街で不安もたくさんありましたが、約4か月住んでみて、自分の身の丈に合ったとても過ごしやすいところだと感じています。