みなさん、サバイディー(こんにちは)
ラオス・ビエンチャンで活動中の山田千遥です。
今回はラオスの女性の伝統衣装である「シン」の紹介と、先日、私が織物体験をしてきたときのレポートです!
学校へ行くときはシンと呼ばれるラオスの巻きスカートを履いていきます。市場などで1枚の布を購入し、仕立屋で自分のウエストに合わせたシンを作ってもらいます。
新しいシンを履いて学校へ行ったとき、先生から「ガーム(きれい)」と声をかけてもらえることがあり、ラオス人のお眼鏡に合うシンを選べたと私も嬉しくなります。
女子生徒の制服もシンです
また、先生たちからもお下がりのシンや、シンの布をいただいたことも……!
先生からいただいた布
日常的に伝統衣装を身に着けるのはとても素敵な文化だと思います。毎日いろんな色や柄のシンを見ていると、日本で着る機会はほとんどないのにたくさん欲しくなってしまいます……。
ラオスの伝統的なデザインに魅了された私は、先日ホアイホン職業訓練センターという場所で織物作り体験をしてきました。織物や染物のコースがあり、私は織物1日コースを選びました。
たくさんの色の糸を自由に組み合わせて、完全オリジナルの布を作ることができます。作り方もそれほど難しくなく、初心者の私でもすぐにコツをつかみ一人で進められるようになりました。
製作途中……
糸の色を変えたり、小さいパターン模様を入れたりすることができます。後半からは慣れてきて私の理想のシンの柄をイメージして作り進め、約5時間作業し、60㎝ほどの布が完成しました!
完成!!
次は染物にも挑戦してみたいです!