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感謝の具体性には言語が必要

みなさんこんにちは。
タイ東部プラーチーンブリー県に派遣中の嶋田秀平です。

派遣されてから約1か月が経ちました。タイに来た当初は腹痛が1週間ほど続いていましたが、なんとか環境に適応することができました。

私が派遣されている学校は、全校生徒数約3,500人と大規模な中高一貫校です。なんと日本語学習者は約1,600人。多くの生徒が日本語を学んでいます。私が担当しているのは日本語を専攻している高校生(1〜3年生)で、各学年1クラス15人ほどの計50人の高校生。加えて週に3回ほど中学生の授業を担当します。こちらは各クラス40名ほど、計120人です。

初回の授業はもちろん自己紹介。簡単な日本語でクイズを交えながら行いました。これからどんなふうに授業に関わっていくのか、生徒の日本語はどれくらいのレベルなのか、生徒の興味のある日本文化は何なのかなど、疑問と不安と楽しみが混沌した感情を抱きながら生徒との初対面を終えました。

そんな感情を抱いて赴任2日目。現地の日本語の先生(CP先生)から一言。
「文化紹介をやりましょう」

そんなにいきなり紹介するの!?と虚をつかれながらも、「はい」と二つ返事で回答。

記念すべき一つ目は、てるてる坊主。ちょうどタイも日本同様に雨季だったので紹介に適していると思い、選びました。

てるてる坊主を作ったときの写真(高校2年生)

そして、その日から怒涛の文化紹介ラッシュ。

書道をしたときの様子(高校1年生)

相撲、紙相撲を紹介したときの写真(高校3年生)

流しそうめんをしたときの様子

この他にもたくさんの文化紹介をさせていただきました。

文化紹介の企画、運営は大変ですが、CP先生が手厚くサポートしてくれます。

そしてなにより、文化紹介をしたときの生徒やCP先生の笑顔が私の原動力になっています。

いつも元気な中学生

タイ語が流暢でない私はいつも周りの人にサポートしてもらっています。学校の方だけでなく、地域の方もとても親切です。しかし、私はその感謝を伝えることですらままならない状態です。
感謝を具体化するためにジェスチャーや簡単な言葉だけでは事足り無いと実感しています。

周りの人に恩返しができるよう生徒を見習って一生懸命タイ語学習に努めたいと思います。

今後の活動も楽しみです!生徒と一緒に勉強頑張ります!

日本語パートナーズとしての学校生活の様子や授業の様子を動画にしてSNSにアップロードしているので、ぜひ探してチェックしてみてください!!

Writer
タイ プラーチーンブリー
嶋田 秀平さん

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