Selamat pagi!
3か月前からマレーシアに派遣されているナヤー友里佳です。今回の内容は、先日学校内のイベントで初披露したソーラン節について!
「帰国後も受け継がれる何かを残したい。ソーラン節のチームを作りたい」
これは、現地の日本語の先生(CP先生)と初めて会ったときに一緒に決めた目標です。
急遽、7月の学校内のイベントで披露することになり、練習時間はたったの10時間……!音源を短く編集し、振り付けも簡単なものに変更。練習開始!
外で練習
このソーラン節練習は、私が一人で担当。13歳・14歳の生徒たちとは、英語、日本語、すこしマレー語、ジェスチャーを混ぜて会話をします。練習中に私がよく言っていた「大丈夫」「上手」「まっすぐ」「強く」などの日本語は完璧に覚えてもらえたと思います。
法被と鉢巻でやる気スイッチオン!
本番1週間前にはなんとか振り付けを教え終わり、それからはとにかく練習。1週間CP先生がスポーツの大会引率で不在だったため、披露場所やタイミング、音響などを自分一人でイベント担当の先生方に確認しなければいけませんでした。直前に決まることが多く、わからないことだらけで戸惑うこともありましたが、先生方が助けてくれ、最後のリハーサルには「あとはもう楽しむだけ!」という状態まで完成させることができました。
全寮制の学校なので、土日にも練習。休憩時間のおしゃべりもいい思い出です。
みんなで静岡茶。「苦い~!」
ついに本番。大成功!踊り終えた後、生徒たちは笑顔で「来年はソーラン節の大会に出るぞ!ゆり先生に動画送るからね」と言ってくれました。悩んでいるときに話を聞いてくれていた先生方は、「ゆりがどれだけ大変だったかを思うと涙が出そうになった。感動したよ」と言ってくださいました。
今までで一番責任を感じ、文化の違いで悩んだソーラン節指導期間。一生懸命頑張ってくれた生徒たちと支えてくれる先生方のおかげで、全員が笑顔でやり切ることができました。
青春をありがとう
これからもこの学校でソーラン節が受け継がれますように。