こんにちは!タイ・バンコクに派遣中の安達智子です。
今回は、学校外の活動について紹介します。
6月下旬、仏教キャンプに引率で参加させていただきました。バンコクのお隣、ナコーンパトム県プッタモントン公園内のお寺に1泊のキャンプです。
私が派遣されている学校では、M4(高校1年生)になると仏教キャンプに行きます。コロナ禍で今のM5(高校2年生)、M6(高校3年生)の代は中止となり、今回3年ぶりのキャンプです。
大きなバスに積み込みます。お菓子も忘れないでね
キャンプ1日目。早朝に集合し、バスの中で配るお弁当、スナック、ドリンク等の積込みは生徒が行います。準備が整えば大きくハデ~なバス8台で出発!車内では、遠足気分の生徒たちのテンションがMAXに。「センセー!お化けでるかな」「お化けも日本人だったらいいね~」そんな会話をしているのも束の間、30分後には全員爆睡。
バンコクから約2時間でプッタモントンに到着しました。施設は広大で、まるで絵葉書のように美しい景色です。お寺に着くと、生徒はお堂に集合して僧侶のお説教を聞きます。タイ語でよくわかりませんでしたが、僧侶と生徒の姿を見ていると、日本語パートナーズの活動も肩の力を抜いて自然体でいこうと思えました。
お堂に続々と集合
お説教の後は敷地内の散策です。8クラス16グループに分かれ、僧侶のお話を聞きながらの散策はとてもありがたい……のですが、とにかく炎天下で暑い!施設の目玉である15.8mの仏像を横目に、「センセー、もう帰りたい~」「ジュース飲みたい~」の声が…… はい、センセーも同じ気持ちです、でも言えません。ここは聞こえないふりが一番です。
散策の後は、お待ちかねの夕食です。テーブルにたくさんのご馳走が並び、作り立てのソムタムはとても美味しかったです。
ちょっと休憩
スピーカーも生徒が運びます
お食事は楽しみの1つ
夜は早めに消灯。日本ならこんな時は枕投げとかするのだけど、タイは……?やっぱりやっていました!枕投げは万国共通のようです(お化けは出ませんでした)。
翌日は早朝からお勤めをし、朝食後またお堂に集まって仏教活動です。
活動後、お寺を後にし、タイの歴史や文化を蝋人形で展示したThai Human Imagery Museumを見学しました。本物そっくりの蝋人形にみんな大騒ぎです。
仏教キャンプがどういうものか想像がつかず、不安だらけで出発しました。
真摯に活動する生徒たち、それを見守る先生方。信仰が生活の一部であることを改めて知り、そして心のよりどころがあることに羨ましくもなりました。私にとっても良い経験ができたキャンプでした。
明日からまたいつもの賑やかな学校生活です!