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よさこいソーラン! 〜一日一生の日々〜

みなさん、こんにちは。
現在、マレーシア9期としてペラ州イポーにある全寮制男子校、Tuanku Abdul Rahman中等学校で活動している中村亜紗子と申します。

さて、今回はよさこいソーラン活動についてお話しします。
私が派遣前に受け取った派遣先校の通知には、【よさこいチームを作りたい】と記載がありました。私自身よさこいを踊ったことも、ましてや教えたこともなかったため、楽しみな半面、不安な気持ちもありました。その気持ちを払拭すべく、派遣前研修から同期NP(日本語パートナーズ)たちとよさこいダンスの練習を始めました。

派遣先校でのよさこいソーラン活動の目的は、二つあります。
7月に学内で行われる成績優秀賞授賞式での披露と、9月にペナン島で行われる、“ペナンよさこいパレード”への出場です。
メンバーは4年生(日本では高校1年生)から13人が集まり、みんなのよさこいダンスのチャレンジとともに、わたしのよさこい指導のチャレンジも始まりました。

練習は、土日含めて毎日21時から23時頃までの間で、まさに夜練。
練習部屋には、およそ6年前にこの学校に派遣されていた先輩NPが作った“桜の木”があり、桜の形の切り紙に生徒たちの希望が書かれています。
実は先輩NPもこの部屋でよさこい練習に励まれていたとのことで、私たちもこの部屋で“桜の木”に見守られながら練習をします。

先輩NPが作った“桜の木”

よさこいメンバーと“桜の木”
“桜の木”は右後ろに

練習動画を見ながら振りを覚え、みんなのダンスも動画におさめて一回ごとに確認します。最初は、初めて見る自分たちのダンスに大爆笑でしたが、日を追うごとに真剣そのものに。生徒同士で教え合う姿も見られ、とても感動しました。

自分たちのダンスの確認に真剣

円陣を組んで気合い入れ!

練習開始から14日目に本番を迎え、無事に大成功!!!

校長先生はじめ皆様からお褒めの言葉をいただいて、生徒たちの自信に繋がりました。

本番当日!
新しいはっぴと必勝はちまきがよく似合うよさこいメンバー!

いま思うこと。
“一日一生(いちにち いっしょう)”
一日を一生涯だと思い、一日一日を大切に生きること。

笑ったり、怒ったり、ふざけたり、真面目だったり。
彼らも私もそれぞれの瞬間に全力投球。まさに一日一生の日々。
よさこいソーラン活動を通して、彼らの青春の1ページとともに過ごすことができ、本当に幸せです。

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