こんにちは！カンボジア・プノンペンの王立法律経済大学に派遣されている粕谷です。
先日、派遣先の王立法律経済大学に徳島県から短期日本語パートナーズ（NP）の皆様が来て下さるということで、そうめん作りと阿波踊りの文化紹介を実施しました。
流しそうめん台はペットボトルで代用しました
現在、派遣されている大学で日本語コースを受講している学生数は少なく、普段の文化紹介の参加人数も平均7〜8名ほどです。しかし、今回は日本からゲストが来るということもあり、いつもの教室兼事務所に何と20名以上も集まりました。当日は、心強い短期NPの皆様と先生方、協力的な学生たちのお陰でスムーズに運営でき、徳島県の名産である半田そうめん、流しそうめん、伝統の阿波踊りまで、多くの学生に日本文化を存分に堪能してもらうことができました。短期NPの皆様、本当にありがとうございました！
そうめんでお腹を満たした後、阿波踊りを体験！
カンボジアのNPは一人派遣ということで、渡航前は正直心細さを感じることもありました。しかし、蓋を開けて現地で生活してみると、想像していたよりずっと多くの素敵な出会いと有難い機会に恵まれていると感じます。また、カンボジアの人々の懐の深さと純粋な優しさに、これまで何度も助けられました。上手くいかない時や行き詰まった時、先生方はいつもさり気なく助け舟を出して下さったり、こちらの不安をよそに学生たちは無邪気に活動を楽しんでくれていたりします。そんな姿を目の当たりにすると、自分は一人ではないこと、授業もイベントも皆で一緒に作り上げているのだということに改めて気付かされます。
今回、自分のNPとしての活動は、多くの人の支えがあって初めて成り立っていることを実感しました。早いもので、活動期間もあと2ヶ月です。ここを離れる日のことを考えると現実に引き戻される思いですが、周りへの感謝を忘れず、残りの期間の活動を通じてこの恩を少しでも多く現地の方に還元したいと思っています。
日本語教授歴20年以上のベテラン、ソクニー先生
大学のクメール正月のパーティーにて
