みなさま、こんにちは!台湾台中市派遣の徳田ゆかりです。
私の派遣先校は、恵文高校です。同じ敷地内に中学校もあります。恵文高校は一言でいうと、グローバルな学校。すべての生徒が、第二言語として日本語・ドイツ語・フランス語・スペイン語のいずれかを選択して履修しています。また、フランスやアメリカ、メキシコからの学生も留学にきています。
今回は、恵文高校の校慶祭を紹介します。校慶祭は学校の誕生日をお祝いするお祭りで、日本での文化祭によく似ていました。地域にも公開されていて、当日はたくさんの方々が来校し、とてもにぎやかに開催されました。
校慶祭当日の学校の正門
私は日本語パートナーズ(NP)として、第二外語センター主催の日本コーナーをサポートしました。企画の際には、職員会議にも出席させていただき、一緒に運営に関わる機会をいただきました。日本コーナーは、日本語国際クラスの高校一年生の生徒たちが主体となって活動しました。一年生の生徒たちにとっては初めての校慶祭でしたが、有志で手伝ってくれた同学年の多元選修クラス(第二外国語として日本語を選択している生徒の中でも、特に日本語に興味がある生徒が集まっているクラス)の生徒と協力しながらがんばってくれました。また、生徒たちが着る浴衣の着付けの応援には、仲間のNPが忙しい中、休日にもかかわらず、来てくれました。とてもありがたく、うれしかったです。
南投と彰化から応援に来てくれたNP仲間
忍者体験や輪投げや金魚すくいなど遊びのコーナーでは、地域の子どもたちや生徒たちも楽しんでいました。特に金魚すくいは、ちびっこたちに大人気でした。
ちびっこに大人気の金魚すくい
狐のお面と忍者の衣装
食べ物のコーナーでは、手作りのお団子を無料でプレゼント。生徒たちは試作・試食をした経験を生かして、おいしく作ることができていました。
校慶祭には、他校の生徒も来ていました。私自身も他校の生徒や地域の子どもたちと交流し、微力ながら、日本についてお伝えすることができたかなと思います。また、恵文高校の生徒たちとも授業以外の関わりを持つことができ、とても楽しく、有意義でした。サポートしていく中で、これまでの教員としての経験も活かすことができました。今回は3か月という短い派遣期間ですが、派遣期間中にこのような機会を持つことができて、本当に感謝です。
生徒の笑顔のために、残りの派遣期間も自分らしくがんばっていけたらと思います。