Selamat siang（こんにちは）！インドネシア19期派遣の永井萌梨です。
東ジャワ州のグレシック県にあるSMA（普通高校）2校で活動しています。先日、そのうち1校の創立記念パーティーに参加しました。日本では、創立記念日は休校の印象があったのですが、それを覆すような盛大なパーティーだったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
当日は朝から、荷物の運搬や準備が行われていました。私はこの時、のんきにも校内を散歩していたのですが、通常授業が行われているクラスは少なく、準備のため多くのクラスにほとんど人がいませんでした。イベントの非日常感と通常授業という日常が共存している様子が、なんとも不思議に感じられました。
学校近くのスタジアムに組まれた特設ステージ
夕方からの本番は、多くの生徒たちがインドネシアの伝統的な音楽やSilatという空手に似た武術のほか、現代的なダンスやバンドなど、多彩なパフォーマンスで会場を盛り上げました。観客も、スマホのライトを振ったり歓声をあげたりして、会場全体でパーティーを作り上げている様子が素敵でした。
見ている生徒たちもライトで会場を盛り上げます
中盤には誕生日ケーキが登場し、校長先生はじめ、来賓の方々がステージへ。その様子を眺めていると、「先生も！」と手を引かれ、訳も分からないままステージの上に立っていました。さらに、校長先生のご厚意でろうそくの火を吹き消す役までさせていただきました。何もわからずステージ上で緊張していたけれど、たくさんの生徒たちの姿を見渡すことができて安心したのを覚えています。
いただいたケーキ、とてもおいしかったです
最後にはプロの歌手が登場して、会場の盛り上がりは最高潮になりました。インドネシアでとても有名な方だそうで、生徒たちのみならず先生方も大いに盛り上がっていました。
盛大で記憶に残るパーティーの様子、皆様に少しでも伝わったでしょうか？実は今回は創立59周年だったそうです。60周年の節目を迎える来年は、どんな会になるのだろうかと、秘かに思いを巡らせる私なのでした。
