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文化紹介:「浴衣・ハッピ」体験 〜生徒たちの輝く笑顔に感動〜

HORAS(こんにちは)! インドネシアの北スマトラ、メダン市に派遣中の渡邉貴子です。
私の派遣先校のひとつ、スルタン・イスカンダール・ムダ専門高等学校は、ビジュアルコミュニケーションデザイン(DKV)、財務会計(AKL)のコースがあります。
私は、この学校で8クラス(男子生徒約100人、女子生徒約200人)の日本語授業のサポートを担当しています。生徒は意欲的で日本に関心のある生徒がとても多いです!

「浴衣体験」は、生徒たちからリクエストが多く、特に女子生徒から人気があります。しかし、通常着付けは1人に7分程かかります。私とCP先生(現地の日本語の先生)だけでは90分の授業時間内に生徒全員に着付けをするのは無理がありました。しかし私とCP先生は、「クラス全員で楽しく浴衣体験」を実現しようと、何度も話し合い、工夫をしました。

①「浴衣体験」の事前準備

CP先生と話し合い、男子はハッピ、女子は浴衣を体験することにしました。浴衣の着付けで特に時間がかかるのが「帯の結び」です。事前に帯をリボンの形に縫うことで、着付けの経験が少ないCP先生もスムーズに行うことができます。

また、事前に着付けの動画を女子生徒たちに試聴してもらいました。これで生徒同士が助け合いながら着付けをすることができました。

帯は事前にリボンの形に縫うことで着付けがスムーズに
②グッズでバラエティー豊かに個性的な着こなし

私は、日本から「おもちゃの刀」、「狐のお面」、「アニメ(『鬼滅の刃』)のハッピ」のグッズを持参しました。グッズを使うことで、生徒ひとりひとりがバラエティー豊かな着こなしにアレンジすることができました。

生徒たちの個性豊かな着こなし
③スタジオルームで本格的な写真撮影

スルタン・イスカンダール・ムダ専門高等学校には、スタジオルームがあります。今回の「浴衣・ハッピ体験」では、ビジュアルコミュニケーションデザイン(DKV)の生徒が、本格的な機材を使って撮影しました。生徒たちも、テンションがさらに上がり、みんないい笑顔をしていました。

本格的なスタジオルームで撮影

生徒同士でメイクアップ
④私とCP先生と撮影、最高の思い出!

私も、CP先生と浴衣を着て生徒に撮影してもらいました。思ってもいなかったことだったので、とても嬉しかったです。私の日本語パートナーズの活動を支えてくれたCP先生と一緒に撮影した写真は私の宝物です!

CP先生と浴衣を着て一緒に撮影

CP先生と話し合い、いろいろと工夫することで、授業で「浴衣・ハッピ体験」を実現することができました。生徒たちの輝く笑顔を見ることができて私はとてもうれしいです!
Terima kasih semuanya(みんなありがとう!)

Writer
インドネシア 北スマトラ州
渡邉 貴子さん

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