こんにちは。タイのサムットプラーカーン県に派遣されていた濱崎七海です。
12月、無事日本に帰国することができました!タイでの生活を振り返ると、生徒たちと過ごした何気ない日常のことばかりが思い出されます。今回はそんな何気ない日常の一コマをお届けしたいと思います。
放課後、職員室にはたくさんの生徒がやって来ます。宿題を提出しに来る生徒や補講を受けに来る生徒だけでなく、ただ休みに来る生徒もいます。宿題をしている生徒の横でゲームをしている生徒がいたり、うとうと眠そうな生徒がいたり、みんな自由に過ごしています。
初めて派遣先校に行った日の放課後、生徒たちから「先生、何が食べたいですか」と声をかけられました。「アイスクリームかなぁ」と言うと、学校の下まで買いに行ってくれました。まさか買いに行ってくれるとは思わず、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。そこで、次の日からは一緒に買いに行くようにしました。いつも5~6人の生徒と、わいわい話しながら買い物に行っていました。学校の下の屋台でおやつを買い、職員室に戻ってみんなで食べる時間はとても幸せでした。
お気に入りのアイスクリーム
授業中はあまり話す機会がない生徒とも、放課後の時間にたくさんコミュニケーションを取ることができました。カードゲームをしたり、推しの話をしたり、友達にも言っていない秘密の話を教えてくれたり……。「勉強しましょう」と言うと大体断られましたが、勉強では得ることのできない思い出をみんなと作ることができたと思います。
金毘羅船々で遊ぶ生徒(私は3戦3敗しました)
生徒が作った花束(気になる人に贈るそうです)
いつも生徒たちが帰る時、「また明日」と声をかけていました。派遣先校を離れるときも、「さようなら」は寂しすぎるので、大切なみんなとまた会えるように「また会いましょう」と言ってきました。いつか、再会できることを信じています。みんな元気でね。