こんにちは!
マレーシア・ジョホール州に派遣中の河島優子です。
任地に派遣され、あっという間に2か月が経ちました。今回は、派遣先校と、先生について紹介したいと思います。
私の派遣先校はSeri Kenangan(スリ・クナンガン)国民中等学校です。マレー語で「輝く思い出」というような意味があるそうです。素敵な学校名!
スリ・クナンガン国民中等学校
マレーシアの中等学校は5年制で、日本でいうと中1〜高2の生徒が在籍しています。派遣先校の全校生徒は約500名。そのうち日本語の授業で接する生徒は約200名です。
全寮制のため、生徒はみんな学内の寮で生活しています。12才から親元を離れて暮らすなんてすごいです。
私も学内の教員用住居に住んでいて、家のすぐ裏は寮なのでいつも生徒の元気な声が聞こえてきます。
日本語パートナーズに参加しなければなかなか経験できない環境です……!
家の脇でジュース販売
学校へ来て最初に驚いたのは、生徒たちが「先生、おはようございまーす!」と日本語で元気に挨拶してくれること。この学校で10年間日本語を教えている、CP先生(現地の日本語の先生)のリー先生のお力ですね。
リー先生はいつも私を気にかけてくれる優しい先生です。
「食べるのは大事です。ご飯を食べに行き来ませんか?」と声を掛けてくれたり、任地は交通の便が良くないので、車で色々なところへ連れ出してくれたり。公私共にサポートしてくださる、心強い存在です!
着任後研修でCP先生と初対面
CP先生の他にも、優しくてチャーミングな先生ばかりです。
先日、「ハリ・グル」(現地語で『先生の日』)という、先生に感謝を伝えるイベントがありました。毎年テーマがあるらしいのですが、今年のテーマは「Traditional Malaysia(伝統的マレーシア)」!
先生たちは皆、伝統的なマレーシアの衣装で着飾っての登場です。小道具や被り物(カツラまで……)を用意して、意気揚々と職員室から出てくる先生たちの姿、忘れられません。とても好きです。
ハリ・グルでマレーシアの伝統衣装を着た先生たち
日本語パートナーズの活動環境はさまざまですが、私はこのような環境で活動しています。
マレーシアの方々と「輝く思い出」が作れるように、あと6か月楽しみたいと思います。