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英語ができれば良い、じゃない

こんにちは~!マレーシア・クアラルンプールに派遣中の河野鈴です。

今回は、私が日本語パートナーズ(NP)として、どのくらい現地の言語を勉強するのか?ということについてシェアしたいと思います。

私は派遣前に、クアラルンプールへ派遣されることを周囲の人たちに伝えると、「じゃあ英語が使えるから心配ない、マレー語は必要ないね」と言われる場面が多々ありました。しかし、実際に現地で生活してみて、「NPとして」現地の言語を学ぶことの大切さを実感しています。

私が住んでいる地域では、正直に言うと、英語ができれば日常生活はできます。店員さんや運転手さんとマレー語にて会話しなければならない場面もありますが、知っている単語を並べ、ジェスチャーと直感を使って切り抜けられます。しかし、マレーシアやそこに住む人々をより深く理解するには、マレー語をもっと勉強しないといけないと感じます。日常の中で、ローカルなお店や市場でマレー語を使って現地の人と会話ができた時は、達成感があり、自己肯定感が上がります(大事!)。現地の人に混じって彼らの生活を間近で見る機会にもなります。

友人と近所のインド系のお店に行った時。一人でも何度か通っています!

しかしそれ以上に、私は、学校での他教科の先生や生徒との交流のためにマレー語を勉強したいと思っています。私の派遣先校では、半分くらいの先生が英語は苦手と言っていました。生徒も、英語が苦手な生徒が一定数います。

実は、最初の2か月ほどは、他教科の先生方と距離がありました。待っていれば興味を持って話しかけてくれるかな、と言う考えは甘い!と学びました。待つことをやめようと決心してから、食堂で先生方と同じテーブルに座って、積極的にマレー語で話しかけ、少し無理矢理にでも自分を先生方に近い環境においてみました。もちろん、最初は気まずいときもあり、躊躇もしました。しかし今では、少しずつ、確実に距離が縮まっていると感じます。私自身について質問してくれたり、急に食べ物やお土産をくれたり。段々と自分のマレー語に自信もついて、能力も上がっています。また、日本語の挨拶を覚えてくれたり、「日本人も毎日お米を食べるの?!」と質問してくれたりと、先生方に日本について知ってもらえるのもとても嬉しいです。

マラソン大会の後

いつも陽気で優しい先生方。そしていつも服がカラフル!

「先生の日」のパーティーの時。先生達のドレスコードは「紫」

生徒との写真も!

言語は、帰国した後も残り続ける「自分へのお土産」だと思います。私のマレー語はまだまだですが、残りの約4か月で、どこまで「お土産」を増やせるか、頑張りたいと思います!

Writer
マレーシア クアラルンプール
河野 鈴さん

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