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大好きな派遣地、アロースターでの休日

こんにちは!マレーシアのアロースターに派遣中の安ケ平菜都子です。今回は休日の様子についてお伝えします。
派遣地のアロースターは、タイとの国境に近いマレー半島北部に位置するケダ州の州都です。人気のリゾート地であるランカウイ島やペナン島に比較的近いにも関わらず、落ち着いた雰囲気の町です。私の住居は町の中心部から車で15分程度の住宅街の中にあります。ちなみにマレーシアは州によって休みの曜日が異なり、ケダ州は金曜と土曜がお休みです。

アロースター中心部。向こうに見えるのはアロースタータワー

休日はまず、朝の涼しいうちに徒歩圏内にある大きな公園にランニングにいきます。マレーシア派遣前は、暑い中ランニングをする人は少ないだろうと思っていましたが、意外なことにランニング人口は多く、マレーシア国内でも多くのマラソン大会が行われています。ランニングのあとに公園の屋台で買って食べるスイカは格別においしいです!公園ではズンバ(エクササイズ)をやるグループもあって、時々混ぜてもらっています。

車に乗ってランニングや体操をしにやってくる人が多いです

ランニングの後は、まだ涼しい午前中に部屋の掃除をします。平日は見て見ぬふりをしていた同居人のヤモリの糞を掃除します。その他、派遣先校で親しくしている先生が「朝ごはんを買いに市場に行こう」と誘ってくれる日もありますし、近所の友達と近くの水田を早朝ウォーキングする日もあります。または一人でタクシーを使い、朝市で果物などを買ってくる日もあります。
夕方には近所の子どもにボランティアで日本語のレッスンをしたり、マレー舞踊を習いに行ったりと、休日でも何かと人と会ったり出かけることが多いです。

アロースターは州都ですが、中心部から離れると水田地帯が広がります

休日は朝市に行くこともあります。今の季節はマンゴスチンとドリアンは必ず買います

6月から習い始めたマレー舞踊。小さな生徒さんたちと一緒に習っています

ところで、こうした日常生活のなかでマレーシアと日本の違いを感じることが2つあります。1つが言語のスイッチです。例えば中華系マレーシア人同士がマンダリン(中国語の標準語)で話しているところへインド系マレーシア人が加わった瞬間、使用言語がマレー語になります。多民族国家ならではの光景だなと感じます。
そして2つ目が近所の人たちとの挨拶です。日本では見知らぬ人とすれ違うときに視線を合わせることは少ないですが、ここでは見知らぬ人でもしっかり視線を合わせて笑顔を見せます。軽く手を上げたり、顎を引いて軽く会釈をすることもあります。そこから会話が始まることもありますし、こうやって派遣地で知り合いが増えていくのは、とても嬉しく、日常生活が心地よいものになっていくのを感じています。
マレーシアでの生活も半分が過ぎようとしています。日本語や日本の魅力を伝えると同時に、マレーシアの文化や考え方をもっと学んで理解したいと思っています!

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