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食の天国マレーシア!〜混ざり合う食文化〜

Dah Makan?(「もうご飯食べた?」挨拶代わりによく言うフレーズ)
マレーシア・クアラルンプールに派遣中の河野鈴です。
今回は、クアラルンプールでの食べ物事情についてレポートします!

マレーシアは、主にマレー系・インド系・中華系等の民族からなる国ですが、「食」からも多民族国家の特徴を感じることができます。
マレー料理はもちろん、本格的なインド料理、中華料理だけでなく、各民族の食文化が混ざり合ってできた、マレーシアならではの料理もたくさんあります。

マレーシアではほぼ毎日美味しいものを食べて感動していますが、中でも衝撃的に美味しかった!忘れられない!というものを紹介していきたいと思います!

① Mee Kariミーカリー

“Mee”は麺、”Kari” はカレー。そう、「カレー麺」です。名前はシンプルですが、想像以上に美味しいです。別名「Nyonya Laksa」。
ココナッツミルクベースのカレーに、お好みの具材を入れられます。ココナッツのまろやかさと甘さを感じたかと思うと、後からじわじわ来るスパイスの辛さとダシがやみつきになります。

ローカルの方でも、麺を食べた後のスープを罪悪感を感じながら飲み干してしまうという逸品
② Nyonya Cendol チェンドル

東南アジアで人気の、かき氷のようなものです。チェンドルとは、緑色でつるっとした麺のようなゼリー。
氷の上にこれと甘く煮込んだ小豆などをトッピングして、黒糖の蜜とココナッツミルクをたっぷりかけた「かき氷」です。

特に暑い日に、冷たくて甘〜いチェンドルが欲しくなります

上の写真で紹介した二つは、マレー料理と中華料理が融合した「ニョニャ料理」の一つ。
「Nyonya」の特徴は、主に中華料理の食材を使用しながら、そこにココナッツミルクやサンバル(マレー料理に欠かせないチリペーストのようなもの)、ウコン、レモングラス、パンダナスの葉等マレー系ならではの材料が加えられることです。
マレーシアの食を見ていると、現地の人々は異なる文化を融合し、調和させるのが上手だな、と感じます。

③ Rendang ルンダン

牛肉や鶏肉等をココナッツミルクと沢山のスパイスで長時間煮込んだ料理。お肉はホロホロ、濃厚で、とにかくご飯に合う!!これは、説明するよりマレーシアに来て食べてほしい一品です。

2017年にアメリカのCNNが発表した「The world's 50 best foods」で、1位に選ばれたこともあるそう
④ バナナリーフカレー

インド系民族が南インドから持ちこんだ味。注文すると、天然のバナナの葉が目の前に置かれ、ごはん、野菜のおかず、カレーソースといった順番で、店の人が盛りつけてくれます。これを手で混ぜながら食べるのが最高に美味しいのです。

最初の頃は、カレーはカレーとしか思っていませんでしたが、今では、インド系、マレー系、
そしてニョニャ料理のカレーを区別できるようになりました

今回は茶色いものばかりになってしまいましたが……やっぱり茶色いものは美味しい。
また食べ物についても発信したいと思います!

Writer
マレーシア クアラルンプール
河野 鈴さん

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