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現地だからこそ学べる「イサーン語」

こんにちは!タイ・ブリーラム県のナーンローン校に派遣中の石田優乃です。

ブリーラム県は、「イサーン」とも呼ばれるタイの東北部、カンボジアとの国境沿いに位置している県です。今回は、派遣地に来てから学んだ「イサーン(東北部)」、特に「イサーン語」と呼ばれる東北部の言葉についてご紹介します!

私が派遣地に来てからまず驚いたことが、「タイ語」と「イサーン語(東北部の方言)」では、抑揚が異なるだけではなくそもそも単語が異なる場合もあるということです。日本語パートナーズの派遣前研修では現地語であるタイ語を勉強する機会もあり、基本的な会話は学習した状態で現地にやってきました。しかし、派遣地に到着すると学校の先生たちの会話の9割が全く聞き取れず、「これは本当に私が学習してきた言語なのか?!」と衝撃を受けました。

初日に空港まで迎えに来てくださり日用品の買い出しにも行ってくださった英語科の先生

先生方曰く、公の場(学校や会社など)ではタイ語で話すが、イサーン出身同士の場合はイサーン語で話す人も多いそうです。郷に入っては郷に従え、と言うように、私も先生方や地域の方々と仲良くなるべく、現地の日本語の先生や他の先生方から言葉をいくつか教えていただきましたので、ご紹介します!

・おいしい→タイ語:「アロイ」 イサーン語:「セーップ」
・とてもおいしい→タイ語:「アロイマーク」 イサーン語:「セーップイリー」
・かわいい→タイ語:「ナーラック」 イサーン語:「ターハック」
・暑い→タイ語:「ローン」 イサーン語:「ホーン」

「セーップイリー(イサーン語でとても美味しいという意味)」なイサーン料理。手前の水色のお皿に入っているナムトックという豚肉とスパイス・野菜などを和えたものがお気に入りです

「イサーン」はとても広いので、地域によって使用される言葉に多少の差はあるかもしれませんが、みなさんももしイサーン出身の方と話したりイサーン地方で食事をしたりする機会があれば、ぜひ「セーップ」や「セーップイリー」などのイサーン語を使ってみてください。「なんで知っているの?!」と驚きながらもイサーンの方に喜んでもらえること間違いなしです!

Writer
タイ ブリーラム
石田 優乃さん

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