こんにちは!マレーシアのヌグリスンビラン州に派遣されている長嶺佐和です。
今回は、マレー語について話したいと思います。
私が派遣されているのは、ヌグリスンビラン州のクアラピラーという小さな町です。派遣先校の周囲には歩いて行けるところはなく、買い物に行く際はgrab(タクシー)を使う必要があります。grabの方はフレンドリーで明るい方が多いです。私が日本人だというと、興味をもってくれ、質問攻めになります。そんな時は、私のつたないマレー語と、英語と日本語とジェスチャーを混ぜ合わせた新しい言語が出来上がります。伝わっているのか、いないのかわからない状況ですが、なぜかたまに打ち解け合い、Kiroroの『未来へ』や、『蛍の光』を各自の言語で一緒に歌ったり、写真を撮ったりします。いつもとても面白い体験ができます。
また、私の派遣先校にはカフェがあり、ごはんを買うことができます。そこで働いている方々もマレー語を積極的に教えてくれます。日々新しい言葉を教えてくれるので、もうカフェではなく、マレー語の学校と呼んでいます。私がマレー語で話すと、「pandai!(賢い)」と何でもほめてくれるので、私も調子にのって、毎日得意げにマレー語を披露しています。おかげで、料理の注文のマレー語は一人前になり、「卵をトッピングして」「甘さひかえめで」など、注文の多い客になりつつあります。
カフェで注文できるkuey teow goreng(クイティオゴレン)
nasi goreng(ナシゴレン)
ドリアンとカフェのみなさん
もちろん、生徒や先生方も私にマレー語をよく教えてくれます。また、現地の友達が実家に招待してくれたときには、マレーシアの生活や文化を深く知ることができます。生活の中で日々学習中です。渡航前は、正直「マレー語を覚えるのは大変だな」と思っていましたが、今はもっとみんなと仲良くなるために話せるようになりたいと思います。そう思わせてくれた、周りの人々とのすてきな出会いに感謝です。お店の方や、友達の家族、警備員、学校職員、生徒みんなが私の先生です。