こんにちは!
マレーシア・クランタン州に派遣中の倉邉奈瑠帆です。
日本語パートナーズ(NP)の派遣が決まってからずっと、私には「マレーシアの生徒と日本の生徒を繋ぐ活動がしたい」という強い思いがありました。そこで私の母校の中学校の先生にご協力をお願いし、6月から日本の中学生との手紙交換を始めました。
実施するクラスで手紙交換の話をしたときの、驚きと喜びでいっぱいの生徒たちの表情は忘れられません。手紙の書き方を説明したあと、内容は自由に書いてもらいました。
放課後提出された手紙を見ると、かわいいシールを貼ったり、アニメや日本の国旗のイラストを描いたりと、心のこもったデコレーションがありました。短い時間でこんなに素敵な手紙を作ってくれたことに、生徒たちのワクワクと相手を想う優しい気持ちが表れていて、私も嬉しくなりました。
みんな一生懸命手紙を書いています
素敵な手紙ができました
その後、無事に手紙が日本に着いたことを伝えてから、ずっと返信を心待ちにしていた生徒たち。
そして7月下旬、ついに日本からの手紙が届きました!
日本からの手紙を受け取った生徒たちは、何度も何度も読み返したり、友だちともらった手紙を見せ合ったり、本当に嬉しそうでした。
今、2回目の手紙を書いており、もう一度日本から返信をいただく予定です。今回手紙交換の依頼に協力してくださった日本の中学校の先生・生徒にも本当に感謝しています。
日本からの手紙を受け取った生徒たち
とっても嬉しそう!
2回目の手紙はデコレーションもさらにパワーアップしています
私自身、国際交流に関心をもつようになったこと、NPに心惹かれたこと、そして挑戦したいと応募を決意したことなど、今の私の軸にある想いや決断には、これまでの出会いや経験が本当に大きく影響しています。だからこそ、私はNPとして「日本」をキーワードに、生徒にたくさんの繋がりを残したいと思っています。そんな思いをもって実施した今回の手紙交換の活動が、生徒たちにとっていつか何かに繋がること、そして日本のともだちとの関係が今後もぜひ続くことを願っています。