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世界に1つだけのデザインで名刺交換

こんにちは!タイ・ラヨーンに派遣中の長谷川実優です。

先日、M4(日本でいう高校1年生)の日本語クラスで、名刺交換の活動を行いました。文字の学習を終えたばかりのタイミングだったので、この機会を利用し、漢字や日本の文字にもっと興味を持ってもらえたら嬉しいなと思い、CP先生(現地の日本語の先生)に「生徒一人ひとりの日本語の名前を考えたいです」と相談したところ、この活動が実現しました。事前に作成したWebアンケートで、生徒には好きなものや興味のある日本語の名前の雰囲気について答えてもらい、それをもとに日本語の名前を考案しました。

その後、生徒たちはアプリの共同編集機能を使って、当日までにオリジナルデザインの名刺を作成。それぞれのデザインには生徒の個性が光り、工夫が沢山!名刺には大きく日本語の名前が書かれ、名前の由来や趣味がデザインに反映されており、どれもとても素敵な仕上がりでした。

文法の確認をする生徒の様子

いよいよ名刺交換の時間です。まずは、文法の確認を兼ねて、私とCP先生がお手本を見せます。今回はあえて、少し細かい名刺交換の作法を生徒たちに確認してもらいました。例えば、名刺を両手で持つことや、渡すときの向きに気をつけること、さらに、名刺を丁寧に扱う日本のマナーについてです。生徒たちはまるでスーツを着たビジネスマンのような雰囲気で、真剣に話を聞いてくれました。

その後、生徒たちは教室内を自由に歩き回り、友達と名刺を交換し合いました。名刺をコレクションカードのように机に並べたり、きれいにファイルにまとめたりと、それぞれの方法ではじめての名刺交換に取り組んでいました。

名刺交換スタート!

集めた友達の名刺を見せ合う様子

自分の名刺を持って記念撮影!

いつか彼らが日本に来た時や、日本に関わる仕事をする機会があった時など、今回の名刺交換の経験が少しでも役に立ち、「あの時こんなことをやったなあ」と思い出してくれたら嬉しいです。

Writer
タイ ラヨーン
長谷川 実優さん

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