サバァイディ!こんにちは。ラオス・ビエンチャンに派遣中の髙嶋景子です。
家から派遣先校へ向かう道のりで出会う犬たちを紹介。
私は、毎日、徒歩で約25分ほどかけてポンタン中等教育学校まで登校している。
往路はゆるい上り坂が続き、復路は反対に少し加速できる。
朝7時30分に間に合うように、余裕をもって7時ごろ家を出る。
車やバイクは行きかうが、歩いている人はほとんどいない。
ラオス人は歩くことがあまり好きではない、という言葉を思い出す。
朝でも、気温は高く、湿度も高い。学校につく頃には汗がにじむ。
人はいなくとも、動物たちとはすれ違う。
まず、アパートの駐車エリアには、2匹の犬が放し飼いにされている。
ゲートを出ると、歩いたり、毛づくろいをする何匹もの犬たちに会うことになる。
そして、自由に歩くニワトリや猫たちにもあいさつをする。
日本語パートナーズの前任者たちが犬の被害にあったとの報告を受け、様子を見るため、2週間ほどは自由に外を歩くことをしなかった。
この1か月をかけて観察した結果、犬には3種類のタイプがいることがわかった。
1つ目は、完全に飼い犬として生きている犬である。これは、敷地からほとんど外に出ることはない。
2つ目は、完全な野良犬である。ごみなどを餌としている。これは、人に近付いてくることは、ほぼない。
3つ目は、人から餌付けはされているが、日々、自由に歩き回ることができる半野良犬である。
私は、この半野良犬たちが厄介だと結論付けたい。人を怖がることがないし、間違って近づけば、吠えて、戦闘態勢に入る。そして、体格もよい。
結果、日が暮れてから徒歩で遠出することは控えている。彼らのエリアに間違えて入り込まないためである。そして、歩道の真ん中で横たわっているときは、私は、車やバイクに気をつけながら車道を歩く。
新参者の外国人としては、先住の犬たちへの敬意も払いながら、ひったくりにも注意しながらラオスでの生活を続けている。
追伸、半野良犬の家族に仔犬が増えて危険も増した。仔犬は人との距離がまだわからず接近して吠える。そして、近くで見守る親犬に威嚇される。早く、成長してほしい。