こんにちは!
ベトナム・ハイフォン派遣の平木咲衣です。
ベトナムの生徒たちにとって、日本のアニメは大人気!休み時間にアニメを観ている生徒もいるし、スマホケースやロッカーには、キャラクターのシールがたくさん貼られています。
≪実施の背景≫
月に1回程度、生徒たちに日本文化についてのアンケートを取っています。「次の文化紹介は何が良いですか?」という質問には、アニメ!日本の漫画!の回答が相次ぎ、興味関心が高いことが伺えます。
CP先生(現地の日本語の先生)と相談し、高校1年生の日本語授業の一環として、アニメの吹き替えをやってみよう!ということになりました。
≪授業の導入≫
まずは、2分程度の簡単なアニメ動画を音声を消して流します。どんなストーリーでしたか?と問いかけると、生徒によって色んな解釈が出てきました。しかし、音がないので詳しくは分かりません。そこで、「声優」という仕事について少し紹介しました。将来の夢は声優です、と答えた生徒もいました。次に、音声ありの動画を流して、ストーリーの展開を確認します。声が入ることで内容を理解できたのか、あぁー!と腑に落ちた声が聞こえてきました。
≪活動内容≫
事前アンケートで人気のあった、6つのアニメを題材としました。それぞれ、音声を消した動画を教材とします。生徒たちは6つのグループに分かれて、日本語でスクリプトを作成し、動画に合わせて発表(吹き込み)します。
工夫が凝らされた、生徒たちによる発表の様子
≪振り返り≫
連続45分×3コマの実施でしたが、生徒たちのオリジナルストーリーは面白く、CP先生とも日本語の良いトレーニングになったと振り返ることができました。生徒たちの興味関心にアンテナを張りながら、少しでもモチベーション向上に繋がる活動ができればいいなと思います!