こんにちは!タイのラヨーン県プルアックデーンに派遣されている、仁木祐佳です。
派遣期間も折り返しに差し掛かりました。派遣先校では9月半ばに期末テストがあり、前期が終了しました。タイの学校では毎週のように何かイベントがあり、刺激的な日々を送っています。
中でも私が前期のイベントの中で特に印象的だと感じた、「キャンプ」について紹介したいと思います。日本の学校生活では、聞き馴染みのない行事かと思います。私の派遣先校では、前期に2回ほど「キャンプ」がありました。「外国語キャンプ」と「日本語キャンプ」です。
派遣先校で行われた「外国語キャンプ」は、校内の高校1年生が対象で、さまざまな国のブースがあり、生徒はそれぞれのブースをまわって外国語や異文化の体験をします。私も日本のブースに参加し、そこで茶道体験と浴衣の着付けを行いました。普段日本語を勉強していない生徒にも、日本文化を体験してもらえる貴重な機会となりました。その他にも中国や韓国、イギリス、ドイツなどのブースがありました。
茶道体験の様子(お茶菓子は手に入らないのでクッキーで代用!)
「日本語キャンプ」は、私の派遣先校の場合、外部の施設で行われました。高校1年生から高校3年生までの日本語専攻クラスの生徒が対象です。生徒たちは手巻き寿司作りと、紙粘土でのだるま作りを体験しました。どちらの体験もとても真剣に、そして楽しそうに取り組んでいました。
巻き寿司作りの様子
紙粘土だるま作りの様子
言語を学習するだけでなく、キャンプというイベントを通してその言語を使う国の文化も体験できるのは、とても良い機会だと思いました。言語学習のモチベーションにつながることもあるのではないでしょうか。
私の派遣先校の高校生は普段の時間割に日本文化の授業がないのですが、少ない機会の中でも日本文化に触れて、今以上に日本語や日本文化に興味を持ってもらえたらうれしいですし、派遣期間中にそのような機会を私も提供していきたいです!