みなさん、サバイディー(こんにちは)!ラオス・ビエンチャンに派遣されているY・Kです。
8月後半にラオスに到着してから、早くも2か月が経ち、ようやくラオスの生活環境、学校生活、暑さにも慣れてきました。
さて、今回は、私の派遣先校である「ピアワット中等教育学校」を紹介したいと思います。ピアワット校は、ビエンチャン市内の中心部から車で5分ほど、ショッピングモールの「パークソン」や「ビエンチャンセンター」からは徒歩3分という便利な場所にあります。校舎は、5階建て。2023年に中国からの支援によって建て替えられたため、まだ築2年目。ピカピカで、白い壁が太陽に照らされるとまぶしいくらいです。ここで、中学1年生~4年生(日本でいうところの小学6年生~中学3年生)、高校1年生~3年生の全校生徒840人が日々勉強しています。そのうち日本語を学ぶのは、各学年の1組の生徒、合計260人。毎週1回、100分勉強しています。
ピアワット校の校舎
ピアワット校の中庭
校舎の3階には、日本語の授業を行うための日本語教室があります。日本語教室にはエアコンがついていないため、生徒たちは天井に吊るされた扇風機で暑さをしのぎながら勉強しています。教科書は、日本のように各自1冊ずつ配られるのではなく、授業中に日本語教室に保管してある共有の教科書を借りて勉強します。つまり、放課後に家で教科書を見ながら復習することができないので、生徒は学んだ内容を授業中に覚えなければなりません。大変です!!ただ、ラオスの生徒はそんな環境に慣れっこなのか、毎回すぐに学習した単語や内容を暗唱していきます。すごい!!私は、生徒のそんな姿に毎回感心しながら過ごしています。