Maayong hapon~!(セブアノ語で「こんにちは」)フィリピンのセブ島に派遣中の岡です。
フィリピンで生活を始めてからもう1か月が過ぎました。そこで今日はフィリピンの先生事情を紹介したいと思います。
皆さんは「Teachers Day」を知っていますか?敬老の日や母の日・父の日のように先生に感謝を伝える日です。実はユネスコが定めたWorld Teachers' Dayに則って開催されているようです。日本では浸透しておらず、フィリピンに来て初めて知りました。
フィリピンではTeachers Dayに生徒たちが主催するパーティーやプレゼントの贈呈式などが行われます。担任の先生やお世話になっている先生に対して感謝を伝えるため、各々が花や色紙プレゼントをもって「Happy Teachers Day!」と言いながら先生に会いに行きます。私もまだ着任して1か月でしたが、沢山の日本語クラスの生徒たちがプレゼントをくれました。すごくうれしい気持ちと共に誇らしい気持ちにもなりました。
Teachers Day に生徒からいただいたプレゼント
現地の日本語の先生とパシャリ
また、フィリピンにはMano po と呼ばれる目上の方に対する尊敬を表す行動があります。相手の手の甲を自分の額に当てる行動です。フィリピンの学校ではよく見かけ、先生たちに対して尊敬と感謝を込めてやっていると生徒が教えてくれました。
日本では先生にみんなで感謝や尊敬の意を伝える機会というのはあまりなかったので、驚きながらも素敵な文化だなと思いました。
もう1つ驚いた先生事情を紹介したいと思います。それは学校に先生のお子さんが一緒に来ていることが普通ということです。日本では育休産休等制度は充実してきていますが、職場に子どもと一緒に来るということはまだ見かけないと思います。フィリピンの学校では先生のお子さんがまだ小さい場合は一緒に出勤して、生徒や他の先生たちも面倒を見ながら1日過ごしています。私もよく先生のお子さんと遊ばせてもらっています!
先生のお子さんと休憩時間に自撮りタイム
フィリピンの素敵な先生事情伝わったでしょうか?まだまだフィリピンの魅力を発見中ですのでまた投稿したいと思います。