皆さんこんにちは!タイ南部・トラン県に派遣されております竹内です。
今回は、私がタイで人生初の入院をしたことについてご紹介します。
8月某日、21時頃から胃のむかつきを感じて「食べ過ぎちゃったかな」と横になっていましたが、全く良くなりませんでした。だんだんと具合が悪くなり、嘔吐と下痢を本当に一晩中繰り返しました。間欠的な吐き気で満足に眠れず、体温は39℃近くに。
朝になって、国際交流基金の健康相談員へ連絡し、勧められるまま近くの私立病院を受診しました。日本語通訳がいない病院で、かつCP先生(現地の日本語の先生)も忙しくて付き添いなしだったので、英語でなんとか事情を説明。自宅療養で済む程度の症状だろうと個人的には思っていたのですが、中等度の脱水と急性胃腸炎で即日入院となりました。
タイの点滴は手の甲の血管に入れることが多いそうです
現地の看護師さんが、可愛い熊のテープを貼ってくれましたきっと子ども用
入院することになったとCP先生に連絡したら、すぐに駆けつけてくれました。申し訳なさでいっぱいになりましたが、「授業は大丈夫だから、早く良くなって戻ってきてね」と声をかけてもらいました。
病室個室だったので、周りを気にすることなく療養できました
入院した日の病院食メニューから好きなものを頼めるシステムです
全く食欲が湧かなくて、なんとか食べられそうなものだけ選んだのに9割残してしまいました……
主治医の先生も看護師さんも英語で話しかけてくれたので、コミュニケーションにはそこまで苦労することなく過ごせました。また、タイ語でも「ごはん沢山食べてね(「頑張って」の意)」等と応援してもらえて、お陰で3日目に無事退院しました。外国人である私と一生懸命意思疎通しようとしてくれて、優しい言葉をかけ続けてくださった医療従事者の皆さんには感謝しかありません。
派遣先校からお見舞いでいただいた、タイ王室が製造に関わっている「ドイカム」ブランドのジュースと蜂蜜
どれも、100%タイ産の農作物でできています
あれから約2か月経ちましたが、口に入れるものには今まで以上に気をつけています。今後も、健康第一でトランでの出来事をレポートしていきます。