みなさん、Om Swastyastu (バリ語のあいさつ)
インドネシア・バリ島に派遣されているみきです。
今日は派遣先のバンリ第2国立高等学校とバンリ第2国立専門高等学校で行った日本文化の紹介についてまとめます。バンリ第2国立高等学校では日本語クラブに所属している生徒を対象に生け花を紹介しました。花器や剣山などはもちろんないので、現地調達できるプラスチックの容器とフラワーアレンジメント用のスポンジで代用しました。
インドネシア流 花器と剣山
乾季につき、花屋さんで手に入る花の種類が限られていて困っていると、送り迎えをしてくれているドライバーさんが一言「僕の家の庭からとっていきなよ!」と。
困ったときはいつもバリ島の人たちの優しさに助けられています。
奥にある背丈の高い花はドライバーさんの家の庭に生えていたもの
生け花の基本を説明したあと、実際に生けてもらいました。バリ島の人たちは神事で使用するデコレーションを手作りすることが多いため手先が器用で美的感覚が優れている気がします。初めてとは思えない、素晴らしい作品になりました!
花と向き合う真剣な様子
バンリ第2国立専門高等学校では食文化の紹介をしました。生徒たちからのリクエストに応え、タコ焼きとお好み焼きに挑戦!バンリ第2国立専門高等学校は観光・ホテル・料理学科を有する専門高等学校なので、料理が得意な生徒が多く、調理実習はスムーズに進みました。
タコ焼きくるくる
美味しい、楽しいを共有すると日本語学習の意欲も上がります。調理中は「切ります」「混ぜます」「回します」など、レシピの説明時に使った日本語の単語を言いながら料理している生徒の姿を見て、私はとっても嬉しくなりました。今度はどんな日本文化紹介をしようかな~。