みなさま オーム スワスティアストゥ(Om Swastyastu)(バリ語で「こんにちは」)。インドネシア・バリに派遣されている谷です。
先日、YOSAKOI祭りが開催され、私の派遣先校の日本語クラブの生徒が中心となって結成したチームも参加しました。実は私は、日本でも実際のYOSAKOI踊りを見たことがなかったので、バリで日本発祥の踊りがどのように踊られるのか、とても興味がありました。
今年で6回目となるこのYOSAKOI祭りは、主にバリの高校生が中心となって参加しています。それぞれ、衣装やメイク、小道具など準備に余念がありません。派遣先校の衣装は桜をイメージし、薄いピンクと黄緑の衣装でした。他の参加校もそれぞれ工夫をこらした衣装や振り付けで、踊りはとてもレベルが高いものでした。衣装や振り付けがバリ風にアレンジされているけれど、鳴子を使った踊りで、メインに使用される音楽は日本のYOSAKOIの曲だったり、ダンスパフォーマンスの始めと終りのあいさつが日本語だったりと、日本とバリの文化の融合を垣間見ることができた瞬間でした。
授業の後に毎日練習した甲斐あって、私の派遣先校は第2位に入賞することができました。本当におめでとうございます。来年はもっとパワーアップして、どんな踊りや衣装で参加するのかとても楽しみです。
そして、YOSAKOI祭りの後には、盆踊り大会が開催されました。今年でなんと29回目だそうです。そこでは、たこやき等といった日本の屋台もたくさんあり、大盛況でした。浴衣姿のインドネシア人もたくさん来場していました。長年にわたり、バリ在住の日本人の方々によって、日本文化に触れてもらえるイベントをバリの人々に提供してきた歴史と、久しぶりに味わうたこ焼きの味に感動はひとしおでした。