はじめまして。ベトナムのバリア・ブンタウ省に派遣中のいっぽと申します。
私の住んでいるバリア・ブンタウ省のフーミーという町は、工場団地が並ぶ田舎町です。大きな国道沿いには明るい店が並んでいますが、一本中に入ればまだまだ空き地が目立っていたり、夜になると真っ暗な通りも多かったりします。しかし、工場がどんどん参入していることもあって、人口は増え続けており、フーミー「市」への昇格が予定されているそうです。
話は変わりまして、10月20日の「ベトナム女性の日」について紹介したいと思います。この日は、ベトナム建国の父、ホー・チ・ミン氏がベトナム共産党を設立した1930年の10月20日に「ベトナム反帝婦人会」(現在のベトナム婦人連合会)が発足したことに由来します。また、かつてのベトナム戦争など、ベトナムという国が建国されるにあたって、たくさんの女性たちが活躍した背景があります。
ホーチミンのコンビニにて
では、実際に現地の人たちはなにをしているのか、男性である私はなにをしたのか説明します。今年の「ベトナム女性の日」は日曜日で学校がありませんでした。ですから、前日である土曜日に生徒は先生やクラスの女子生徒にプレゼントをあげたりしていました。これが例えばカップルや夫婦なら、家事をしたり、プレゼントをあげたり、早めに仕事を終わらせて一緒の時間を過ごしたりといったことが多いようです。今回は日曜日でしたから、一緒に過ごすことができた人たちが多いのではないのでしょうか。
とても豪華な花束が完成!
学校でよく見られたのは、女性の先生へのプレゼントです。先生は生徒たちから花束をもらっていて、プラスでお菓子や小物をもらったりもしていました。私も事前にこの日のことは知っていたので、授業前に花屋さんへ行き花束を作ってもらうことにしました。予約がいっぱい入っているということでしたが、特別に今から作ってくれるということでした。30分ほど待つととても豪華な花束が完成しました。ベトナムで花束をオーダーするという貴重な経験をしました。
現地の日本語の先生にも喜んでもらえました
日本を離れて違う文化で生活することは驚きと発見の連続です。日本との違いを楽しみながら、より深くベトナムでの生活を味わっていきたいです。