サバァイディ!こんにちは。ラオス・ビエンチャンに派遣中の髙嶋景子です。
前回、家から派遣先校へ向かう道のりで出会う犬たちを紹介しましたが、今回は到着した派遣先校の紹介です。
私の派遣先校はポンタン中等教育学校です。校門は登校と下校の決められた時間しか開きません。私も教員も必要な時に門番さんに鍵を開けてもらい、セキュリティ対策はしっかりされている。
校内に入ってすぐにはカフェテリアがあり、ここで食事や飲み物を購入する。
校庭はサッカー場、バレーボール(バスケットボール)用のコートが1面、セパタクロー等をするコートが1面がある。月曜日の国旗掲揚・朝礼と金曜日の国旗降納・夕礼がこの校庭で行われる。
うっそうと茂る木々の向こうにある、L字に近い3階建ての建物が校舎である。
生徒たちはオートバイ、タクシー、家族による送迎、徒歩にて通学する。校舎の裏側にはオートバイ用の駐輪場があり、利用には1回、3,000kip(約20円)を支払う。
ラオスの学校の敷地内にはほぼ必ずといっていいほどミニュチュアの寺院を模したものがある。
花や食べ物が飾られる。
校舎2階に日本語教師用の職員室がある。
この派遣先校には、日本語授業専用の教室はない。
したがって、時間割通りに各学年の教室に教師が移動する。
教科書も貸出制で、授業に合わせて生徒が職員室へ取りに来て返却する。
現在、プロジェクターとスクリーンの設置を進めているが、7、6、5年生(日本でいう高校1年生~3年生)の教室に1台ずつ設置されているのみであり、他の学年は、紙と黒板で授業を進めている。とてもシンプルである。そのためか、先生たちの声はよく通り、大きい。
この11月からラオスは、乾季をむかえた。雨もほとんどなく、朝晩は涼しいと感じる。
1年で一番の観光・祭りシーズンが到来した。