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ラオスでの学び

みなさん、サバイディー(こんにちは)!ラオス・ビエンチャンに派遣中のY ・Kです。
今回は、派遣先であるラオスに少しずつ慣れてきたからこそ感じた思いを共有させていただきます。

ラオスに来て早2か月。新しい環境、生活習慣にもなじんできたところ。私は、最近「従来からの伝統や考え方を重んじる保守的な考えのラオス人が多いな」と、少し窮屈に感じ始めていました。

そんな中、先日、ラオス最大のアートイベント「Lao Art Week 2024」に出かけました。そこでは、ラオスの文化や伝統、宗教への思いを表現した作品、ラオス人アーティストによる前衛的な作品が展示されていました。私が心惹かれたのは、後者。ガラスの中に閉じ込められ小さく座っている人を描いた絵、拝金主義を揶揄した絵など、ラオス人作者の心の奥底からの創造性を表現した作品があり、保守的ではない考え方を持ったラオス人もいるんだ!と驚きました。

Lao Art Week 2024

しかし、思い返せば、私がラオスで日々接するのは、学校の先生と生徒という限られた属性の「ラオス人」ばかり。本当のラオスの魅力には、まだまだ出会えていない気がしてきました。NP(日本語パートナーズ)として、現地の学校で活動しながら、ラオスの文化、思想、価値観に触れた2か月間。ありがたいことに、ボート祭りや先生の日、パクセー旅行など、色々な経験、体験もさせていただきました。そこから、無意識のうちに「ラオスって、〇〇だよね」、「ラオス人って、〇〇だよね」というバイアスが生まれていました。最近は、この先入観によって、ラオスで出会う人々や体験する出来事の印象や評価が歪み始めていたかもしれません。自分の視野、思考を広げたくて、知らなかったことを知ってみたくて志望したNP。2か月半前、ラオスに派遣された当時のまっさらな思いを忘れずに、一人でも多くの日本のファンを増やせるようにしながら活動していきたい、これからもいろいろな場所に足を運んで、ラオスについて知っていきたい、と気持ちを新たにした1日でした。

火に包まれた龍のボート

灯篭流し

ボートレース祭り

先生たちとのお昼ご飯
Writer
ラオス ビエンチャン
Y・Kさん

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