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台湾原住民文化体験ツアー

大家好!(みなさん、こんにちは!)台湾・宜蘭に派遣されている岩﨑萌香です。

10月中旬に台湾の花蓮と台東に派遣されている同期のNP(日本語パートナーズ)2名と一緒に花蓮縣・瑞穂郷にて1泊2日で開催された「馬立雲部落文化体験ツアー」に参加してきました。馬立雲部落には台湾原住民「サキザヤ族」が住んでいます。今回はそのツアーで体験した内容を簡単にご紹介したいと思います。

花蓮と台東のNPと一緒に記念撮影

まずは「padadiw(パダデュー)」作り体験。「padadiw(パダデュー)」とは馬立雲部落の伝統的な食べ物です。もち米の粉、薬草、砂糖、ピーナッツを混ぜた生地を、葉っぱに包み、蒸したものです。甘くてモチモチで、とても美味しかったです。

padadiw(パダデュー)

その後は電動自転車に乗り、馬立雲部落で歴史的背景のあるスポットを巡りました。この日は天気も良く絶好のサイクリング日和で、旧駅舎、トンネル、小学校、教会、旧集会所等さまざまな場所を紹介していただきました。解説はすべて台湾華語で行われましたが、わからないところはツアーのスタッフさんや他の参加者の方がやさしい単語に直して説明してくれるなど、台湾の方の優しさを感じました。

先生の解説を聞く参加者たち

そして、台湾の日本統治時代に日本語教育を受けていた阿公(ご高齢の男性に対する敬称)とお会いし、日本語で交流するという貴重な体験もできました。数十年経った今でも日本語を流暢に話されていて、とても驚きました。今回のツアーで一番印象に残っている出来事です。

阿公との交流時の様子

2日目は3つのグループに分かれて馬立雲部落料理対決をしました。味だけではなく、盛り付けや食器など見た目にも十分こだわりました。例えば、私のグループでは外にあった葉っぱを編んでお皿を作りました。どのグループも身近にある自然のものを活用していました。また、日本でよく食べられているメニューの一例として、ハンバーグを作ったところ、台湾の皆さんからとても好評でした。日台のプチ食文化交流ができて嬉しかったです。

自分たちで編んだ葉っぱのお皿と料理
Writer
台湾 宜蘭市
岩﨑 萌香さん

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