Xin chào!(こんにちは)
ベトナム・ハイフォンに派遣されているみゆきです。
ハイフォンに住み始めて2か月が経ちました。この間、台風Yagiの直撃や食あたり、急な発熱等を乗り越え、ようやく自分のペースでベトナム生活を楽しめるようになってきました。
私は月曜日から土曜日まで、計3校の中学校と高校で授業のアシスタントをしています。担当するのは中学6年生~高校12年生(日本の小学6年生~高校3年生)。関わる生徒は約600人。各クラス週1回の授業のみのため、ほぼ毎回、日本の文化紹介を行っています。
以下、10月に行った文化紹介の内容です。
①折り紙相撲
日本の伝統的なスポーツである相撲について知り、折り紙で相撲を体験してみよう。
トントン相撲を行い、勝った人には横綱カードを進呈!
②ハイフォンゆるキャラコンテスト
日本のゆるキャラについて知り、ハイフォンのゆるキャラを創作してみよう。
11クラスで計75体のゆるキャラが誕生!
ゆるキャラのプレゼン発表。その後、キャラクターの投票!
③もみじのしおり作り
日本の秋を感じ、小さな秋を作品にしてみよう。
中学6年生の作品。教科書にはさんで使う予定
もみじといちょうの切り絵に挑戦し、しおりに仕上げました。授業後には、しおりに紐を通したり、ラミネート加工したり、もみじを複数作ってスマホケースに入れたりと、生徒たちが自分なりに工夫を加え、愛着を持ってくれている様子でした。
しおりのできあがり!(先生も一緒に)
ベトナムの生徒たちは人懐っこく、授業中も元気いっぱい。手先が器用で、創作も上手です。そのアイディアには毎回感心させられます。
一人で授業準備をしている時には「これでベトナムの生徒たちは楽しんでくれるかなあ」と不安になることもありますが、授業中に生徒たちの笑顔を見ると安心します。
授業後に生徒がそっと近寄ってきて、「とても楽しかったです」「日本の文化、もっと知りたいです」と声をかけてくれることがあります。
その笑顔を見るたび、ベトナムに来てよかったなと感じています。