みなさま、こんにちは。
タイのウドンターニーに派遣されている神﨑です。
今回は私の住むウドンターニー県のタレー・ブア・デーン(紅い睡蓮の海)を紹介します。
12月から2月にかけて湖一面に睡蓮の花が咲き、特に早朝の景色はとっても美しいと有名です。この湖(ノンハン湖)は私の派遣先校から50kmほど南東にあります。
私は、早めの11月30日に訪れました。睡蓮の花は早朝に開き、太陽が高くなると閉じるため、早朝が一番美しいのです。この日の日の出は6:22です。出港して湖の待機エリアで日の出を待ちます。
日の出前に順番に港を出港(もちろんライフジャケット着用)
日の出とともに待機中の遊覧船が順番に動き出します。日の出を見ながら、水面を観察。陽光がきらきらと水面に反射し真紅の花がだんだん見えてきます。一面に広がった真紅の風景がとても幻想的です。
ノンハン湖の幻想的な日の出の風景
日が昇ると花びらが大きく開き、あたり一面、真紅、感動です。写真で表せないすごさがあります。百聞は一見に如かずですね。
真紅の湖 タレー・ブア・デーンの美しい風景
湖の総面積は36平方キロメートル、かなりの遠浅、これが真紅の湖のできた理由でしょうか?動植物にはとてもやさしい湖です。また、小さな島が多くあり、海の干潟のような感じです。
“あっ”
燕がたくさん乱舞しています。浅場で水鳥がえさをついばみ、その上を燕が飛んでいます。船の周りにもよってきます。春から夏を日本で過ごした燕は冬をここで過ごしているのですね。バンコク-東京が4600km、燕は5000kmを旅するといわれていますが、本当にその通り!
浅瀬には水鳥が集い、燕が上空を乱舞しています
燕のエリアを超えるとまた、真紅の絨毯が現れます。湖の中央の島にWat Tare Bua Denというお寺があり参拝が可能です。真紅の花の中のお寺、また絵になりますね。
タレー・ブア・デーン(紅い睡蓮の海)、Red Lotus Sea
タレー・ブア・デーンはウドンターニーが世界に誇る観光スポットです。イサーン地方(タイの東北部)を訪れる方は是非見学してみてはいかがでしょうか。感動間違いなしです。大自然がいつまでも残ればいいですね。私は今回で4回目の訪問です。何度行っても飽きません。みなさんも一緒に見に行きませんか?ウドンターニーでお待ちしています。