サワディーカー!サムットプラカーンに派遣中の森下響です。
お昼ご飯を生徒と一緒に食べているのでその様子を紹介させていただきます。
私は日本語学科の高校1年生から3年生とお昼ご飯を食べています。毎回5~6人の生徒と一緒に食べています。メンバーによって食事の雰囲気や話の内容が全然違うので面白いです。
生徒とお昼ご飯の様子
例えば、放課後によく一緒に過ごす生徒たちとお昼ご飯を食べた時は、改まって話すこともないよね、とお互い思いながら、普段と変わらない会話をしています。一方、普段あまり授業外で関わる機会のない生徒たちと食べる時は、最初は緊張しているものの、徐々に慣れていき会話が盛り上がり、次の授業に遅れそうになることもあります。日本語が得意でない生徒でも、翻訳アプリを使ってさまざまな質問をしてくれます。日本語が得意でないだけで日本や私については興味があるとわかり嬉しいです。
生徒たちと盛り上がる話題は主に日本の観光地や恋愛の話です。特に、北海道に行って雪を見たいという生徒が多いです。タイの生徒にとって、雪の降る地は憧れです。恋愛の話も日本と同じように盛り上がりますが、タイの生徒は包み隠さず話してくれることが多いです。「私たち付き合っています!」とカップル揃って教えてくれたり、「実は今気になっている人がいます……」と教えてくれたりする生徒が多いです。
普段、授業外であまり話す機会のない生徒とも関わることができて良かったです。日本語で話すことに慣れてもらうために始めた取り組みですが、もちろん日本語をあまり話さない生徒もいます。それでも、タイ語を交えつつさまざまな話をして、仲が深まることができればいいなと思います。たくさん話す中で、生徒たちが日本にさらに興味を持ったり、もっと日本語パートナーズと日本語で話したいと思ってくれればいいなと思います。そして、このような機会を提供してくださり、スケジュールの管理をしてくださっている現地の日本語の先生方にはとても感謝しています。