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インドネシアのイスラム教

Salam kenal!!(インドネシア語で初めまして) 初めまして!! インドネシア・スメダンに派遣中の儀間大輝です!!

今回は私が派遣されている国、インドネシアのイスラム教について話していこうと思います。インドネシアでは人口の約85%をイスラム教徒が占めています。私が派遣されているスメダンもイスラム教徒が多い街です。街中では大きな音でアザーン(礼拝時間の呼びかけ)が聞こえてきたり、女性はヒジャブ(頭部を覆う布)を被っている人が多いです。

ヒジャブを被る生徒たち

インドネシア人の生活は本当に、イスラム教が密に関わっていると思います。イスラム教徒はお祈りを1日5回しなければなりません。ですので学校の時間割も、お祈りの時間に合わせて組まれています。また、私の派遣先校では、授業の始まりの前に全校生徒で、お祈りをします。良い1日を神様に願うためです。
言語でもそうです。インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、インドネシア人は、びっくりしたときや、落ち込んだとき、嬉しいときなど、感情を表現するときに、アラビア語(イスラム教徒の共通語)を使う人がとても多いように感じます。例えば、Assalamu’alaikum(あいさつのとき)、Alhamdulillah(感謝の意を表すときなど)Mashaallah(人を褒めるときや、素晴らしいと言いたいときなど)など、会話の合間合間に、アラビア語を耳にする機会がとても多いです。

授業前に全校生徒でお祈りをする様子

また、金曜日の正午に行われる、男性だけが行うJumatanというお祈りに、私も時々参加させてもらっています。現地の日本語の先生に「だいきさんも参加してみませんか??イスラム教について少しだけでもいいから知ってほしいです」と言われたのがきっかけです。

Jumatanの様子(お祈りに参加しているのは男性だけ)

私はJumatanに参加するとき、Wudhu(お祈りの前に体の一部を水で清める行為)をし、お祈りを行います。Wudhuやお祈りの行い方も全て生徒が教えてくれ、いつも生徒の真似をしてJumatanに参加しています。
現地の人々が大切にしている、文化や宗教を実際に体験することは学びがとても多く、心も清々しくなります。自国の文化や宗教を大切にし、真剣に取り組む人々を実際に生で見て、それを体験させてもらうことによって、私の故郷である日本の文化、歴史をより知りたいと思うと共に、大切に守っていきたいと強く思うようになりました。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
儀間 大輝さん

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