皆さま、こんにちは。インドネシア・バリに派遣されている笹森栄です。
私はCP(現地の日本語教師)のRR先生と事務職員の皆さんのおかげで楽しく活動しています。RR先生は日本語教師歴20年余年のベテランで、思いやりのかたまりのような方です。これまで歴代5人のNP(日本語パートナーズ)と関わり、今年も元NPの皆さんがRR先生と会うためにバリを訪れました。
課外活動時:RR先生と私
RR先生は日本語でLINEを送信するほどの日本語力を持つだけでなく、コピーや印刷、事務などを手早くこなします。「先生(私のこと)、今日はタバナン(近隣地区)の伝統的なご飯です。」「これはバリのお菓子」等、学校で新しい食べ物を紹介してくれます。同僚と一緒に観光名所にも連れて行ってくれます。
学校ではRR先生と一緒にごはんを食べます
派遣先校では、RR先生だけでなく事務室の職員の皆さんも手厚いサポートをしてくれます。私がインドネシア派遣同期最年長NPだからという訳ではないと思いますが。
事務室の職員の皆さん
私が携帯の操作に戸惑っていると「あっ、それGさんに聞きましょう。」とRR先生。Gさんはすぐ対応してくれます。服を買いたいと伝えると「それならKさんが詳しいです。」と即答。雑談時に首を傾げる私に気がついたYさんは「先生、Jaen(旨い)はバリ語です。インドネシア語のEnakと同じです。」と柔らかな笑顔で教えてくれます。
「学校から近いMD銀行はどこかなぁ……」と無意識に出た私の言葉を拾ったUさんは「先生、明日、私は銀行に行きます。」と即答。厚顔ながら便乗させてもらいました。
事務室はRR先生や職員の皆さんが常にいらっしゃるので、私にとっては住居よりも心地の良いところです。先日、皆さんのために事務室で日本食を作りました。「うん、旨い」「おかわりいい?」など反応は上々、文字通り同じ釜の飯を食べた仲間になりました。
同じ釜の飯をたべた面々
皿を手にしている私の隣でRR先生が言いました。
「先生、いいですね。先生には事務室の職員の皆さんがたくさんですから、本当にいいですね。CPがたくさんいるみたいですよ。」「はい。」と私。
RR先生のおっしゃる通りです。皆さん、いつもありがとうございます。後3か月、インドネシア21期の最年長者として、派遣期間満了まで元気に過ごしたいと思います。