みなさん、サワディーチャオ!(タイ北部の言葉でこんにちは)
バンコクから北に約700km離れたところにある、ランプーン県に派遣中の井上です。
今回は、ランプーン県の伝統あるランタン祭りについてご紹介します!
ランタン祭りは「Khom Saen Duang(コームセンドゥアン)」と呼ばれ、寺院や町中に約10万個ものランタンが飾られる壮大なイベントです。
町中の風景
タイ北部では昔から仏教行事とともに灯明を捧げる伝統があり、毎年11月の満月の夜を中心に行われています。今年は11月15日が満月の日でしたので、その夜にはパレードやランタンを夜空に飛ばすイベント等、多くの催しが開催されていました。
前回の記事でご紹介したランプーン県の有名なお寺であるワット・プラタート・ハリプンチャイ (Wat Phra That Hariphunchai)は、この祭りの中心地になっており、寺院内にたくさんのランタンが飾られていました。この祭りの特徴のひとつは、さまざまな色のランタンがあることです。寺院内では自分の好きな色のランタンを買い、願いを書いて吊るすことができます。ランタンを吊り下げることは、自分の願いや思いが天(仏陀や神仏)に届くことを象徴しているそうです。私は黄色のランタンを選び、願い事を書いて吊るしました。あたり一面に広がる色とりどりのランタンの景色は本当にきれいで、心に深く残る体験となりました。
願い事を書いたランタンを吊るす様子
美しいランタンと記念撮影
また、夜になるとライトアップもされます!昼間の雰囲気とは全く違い、幻想的で美しい景色が町中に広がっていました。この日の夜はランタン祭りの最終日で、お寺周辺には出店がたくさん並んでおり、地元の方や観光客等でにぎわっていました!
ライトアップされた寺院内のランタン
お寺の前には、たくさんの出店!
派遣地にこのような伝統的な祭りがあることを初めて知り、改めてタイの文化を学ぶ貴重な体験となりました。連れて行ってくださった現地の日本語の先生には感謝しかありません!派遣期間も残り約2か月となりました。最後まで悔いのないよう、この派遣地での活動に取り組んでいきたいと思います!