Kumaha damang?(スンダ語で「お元気ですか?」)
インドネシア・バンドンに派遣されている安田 胡桃です。
今回は、生徒たちの“青春”を皆様に共有したいと思います!
12月に、 “コンテスト週間”がありました。この週には合唱やスポーツ、短編映画やCM制作等の様々な分野でコンテストが行われ、ありがたいことに、私は2つのコンテストで審査員を務めさせていただきました。
審査員席から
月曜日の開会式にはゲストが招かれ、インドネシアの伝統芸能である影絵芝居や人形劇の公演とワークショップがありました。伝統的なダンスを教えてもらい、さらには劇中で使われた人形を実際に手に持ったり動かしてみたりする体験もさせていただきました。
ワヤン(インドネシアの影絵芝居と人形劇)体験
火曜日と水曜日は合唱コンテストが行われましたが、クラスごとの参加人数が自由だったことと衣装や振り付けも審査に影響することに驚きました。日本の学校の合唱コンテストは多くの場合クラス全員が参加する印象が強く、学校の制服を着て体は動かさずに歌うイメージだったため、とても新鮮でした。オリジナルのダンスや伝統衣装等、合唱時には各クラスの様々な工夫が見られました。
優勝クラスの合唱
木曜日は行進のコンテストで審査員を務めました。学校から3㎞ほどのコースをグループごとに歩き続けるイベントでした。お揃いの衣装を着て続々と出発する生徒たちを見届けた後に、最後のグループについていこうとしたら委員会の生徒たちに呼び止められて、一緒に歩いてくれることに!偶然にも彼らは日本語を勉強していない生徒たちだったため、この機会にたくさんお話しすることができて嬉しかったです。
委員会の生徒たちと3km歩きました!
金曜日の閉会式では、表彰等の後にカラフルな煙が空に上がり、バンド演奏とともに校内はとても盛り上がっていました。
この一週間でみんなの青春の1ページを見させてもらって、どこか懐かしい気持ちにもなりました。幸せのおすそ分けを、ありがとう!