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インドネシア文化と日本文化を体験「日本語ギャザリング」

こんにちは。インドネシア・マランに派遣されています莚井直美です。

先日行なわれた、MGMP(日本語の先生の会)主催の「日本語ギャザリング」というイベントをご紹介します。マラン郊外の高校SMAS Diponegoro Tumpang(トゥンパン デポネゴロ高校)に、日本語を勉強しているマランの高校生約50人と、日本語を教えている先生方約20人、日本語パートナーズとマラン在住の日本人約10人が集まり、日本語を使ってインドネシア文化と日本文化の体験をしました。

浴衣を着て、日本文化を体験

まず4グループに分かれて、日本語で自己紹介をしました。日本語に興味のある高校生が集まっているだけあって、皆さんとても上手に自己紹介ができました。

グループに分かれて自己紹介

その後、歩いて学校近くにある遺跡Candi Jago(ジャゴ寺院)に行きました。Candi Jagoは13世紀頃に建てられた寺院で、インドネシア東ジャワの文化遺産に登録されています。グループに分かれてこの遺跡を見学する際、高校生は携帯電話で遺跡の情報を集め、それを私たちに日本語で説明するというタスクがありました。とても難しいことだと思いますが、彼らは携帯電話を駆使しながら上手に日本語で解説してくれました。

インドネシア東ジャワの文化遺産Candi Jago

遺跡から歩いて、Padepokan Mangun Dharmo (マングン・ダルマ・パデポカン)へ移動しました。そこではジャワダンスのパフォーマンスを見学し、ガムラン(東南アジアの民族音楽)の体験をしました。インドネシアのガムランはユネスコの無形文化遺産になっています。実際にガムランを演奏する貴重な体験ができました。

貴重なガムラン体験

それから高校へ戻り、日本文化体験をしました。まず、高校生全員に浴衣を着てもらい、日本の伝統的な遊び、けん玉や羽子板、福笑いやだるま落とし等を体験してもらいました。そして、茶道体験では、それぞれがお茶を点て、抹茶を飲んでもらいました。苦そうな顔をしながら「おいしいです。」という姿が可愛かったです。インドネシアと日本、双方の文化を学ぶことができた楽しい一日でした。

浴衣を着ての茶道体験
Writer
インドネシア マラン
莚井 直美さん

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