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腹ペコ生徒の味方

大家好!(みなさん、こんにちは!)台湾台中市の惠文高校に派遣中のS・Tです。

今日は学校内の売店をご紹介します。惠文高中は市立の中高一貫校で、中高あわせて約2,200人余の生徒が学んでいます。台湾は「外食文化」だと言われていて、家ではあまり料理をせず三食とも弁当や食堂料理を食べる人も珍しくありません。生徒も例外ではなく、昼食は学校で注文制の給食を食べる人が多いですが、朝食も登校途中に買ったものを教室で食べたりしています。惠文高中の校内には、そんな生徒たちのために食事が買える売店があります。品ぞろえは、作り立ての弁当、おにぎり、サンドイッチ、中国粥、小腹が空いたとき用に駄菓子類はもとよりフライドポテトや揚げ春巻き、果物ジュースや豆乳(台湾では若者にも人気)等がコンビニ等より少し安い価格で提供されています。店の中にはイートインコーナーもあります。

授業直前には行列ができます

温かいスナックと冷たい飲み物

調理パンはボリューム満点

高2の生徒、今朝はフライドポテト

売店の経営者の謝さんにお話を聞きました。彼女は、何とこの学校の中学部「オートバイクラブ」の顧問でもあります。ある大学構内にも以前から店を持っている方です。惠文高中店の設立は2022年。それまで学校の小さな購買部では飲み物やお菓子しか販売しておらず、生徒たちはわざわざ校外に買いに出ていました。特に学校敷地内の寮に住んでいる運動部は、朝練前に食事のために外へ出掛けなければならず、不自由をかこっていました。そこで、前任の校長先生から謝さんに「寮の入り口のスペースが空いているから、そこで売店を開いてくれないか」との打診があり、現在の店の設置に至ったそうです。この店は、朝6時半(!)から営業しており午後3時まで、謝さんの他にコックさんを含め3人のスタッフが生徒たちの食欲を満たしています。

スタッフの皆さん(スタッフの赤ちゃんもいっしょ)

この日は授業開始の8時少し前に行ったのですが、生徒が次々に店を訪れ行列ができていました。この店は、お腹がすく年頃の中高生にとってなくてはならない場所になっています。

Writer
台湾 台中市
S・Tさん

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