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あるもので楽しむ

Xin chào!(こんにちは!)
ベトナム・ビンズオンに派遣されている市川友理です。

あけましておめでとうございます。
私にとって初めて外国で迎えた年越しでした。家の近所ではたくさんの花火が打ち上がり、1年の始まりを明るく楽しい気持ちで過ごすことができました。ベトナムの旧正月・テトは1月末から始まります。どんなお祝いをするのか、今から楽しみです。

今日は私が2つの派遣先校で行なった流しそうめんについてご紹介します。流しそうめんは夏の風物詩の一つですね。竹の上で勢いよく流れるそうめんや水を見ると、それだけで涼しい気分になります。でも、自分で竹を準備して学校まで持ち運ぶのは少し大変です。そこで、文化紹介では竹の代わりに半分に切ったペットボトルを使いました。

流す部分を作っている様子①

流す部分を作っている様子②

組み立ては生徒と一緒に学校で行ないました。流す部分が真っ直ぐにならなかったり、うまく傾斜にならなかったり……試行錯誤しながら、テープでつなげていきます。みんなで協力して作り上げていく過程も、ペットボトル流しそうめんならではの時間ですね。そしてついに完成!

頑張って流れるそうめんを取ります

初めてそうめんを食べる生徒がほとんどで、「おいしい!」という声がたくさん聞けて、とても嬉しかったです。みんなで協力して準備した分、よりおいしく感じます。

10年生(高校1年生)初めての流しそうめん

12年生(高校3年生)初めての流しそうめん

ペットボトル流しそうめんは、少しの準備で、誰でも楽しむことができます。文化紹介において、われわれNP(日本語パートナーズ)がいないときに先生や生徒たちだけでも再現できる、というのも大事なポイントですね。必要なものが現地で手に入らないとき、代わりにほかのものを使ってみたり、別の方法を試してみたりと、工夫をすることもNPの腕の見せ所です。

派遣された地域では「あるもので楽しむ」を心がけることで、活動の幅も広がり、より心に残る文化紹介ができるのではないでしょうか。

Writer
ベトナム
市川 友理さん

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