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北スラウェシで過ごしたクリスマス

みなさん、Selamat siang(こんにちは)!インドネシア・北スラウェシ州北ミナハサ県に派遣されている白石彩音です。

今回は派遣地域で過ごしたクリスマスの様子とミナハサ料理の紹介をします。北スラウェシ州はインドネシアでは珍しく、州人口の約7割の方がキリスト教徒です。そのため、10月頃からクリスマスに向けて街が装飾で華やかになり、12月には学校や地域でクリスマス関連のイベントが多く行われました。だんだんとクリスマスモードになっていく様子を見て、当日をとても心待ちにしていました。

ココナッツの殻でできたクリスマスツリー

12月25日はCP先生(現地の日本語の先生)の帰省にご一緒しました。朝9時から教会で2時間ほど礼拝をした後、先生の実家でご飯を食べました。その後は親戚の家を巡ってお喋りをしたり、カラオケをしたり、お菓子をいただいたりしました。

教会での礼拝

ツリーの前でゆっくりフォトタイム

日本で感じるクリスマスの雰囲気とは随分と異なり、ここでのクリスマスは、家族団らんの時間を楽しみ、日々の生活、家族や周りの人たちの存在に感謝する一日のように思いました。家族や親戚で楽しむひとときに私がお邪魔して良いのかなと思っていましたが、「これ美味しいよ」「これは辛くないから大丈夫だよ」と勧めてくれたり、帰るときには「帰国までに必ずまた遊びに来てね!!」と言ってくれたりと温かく迎えてくださいました。

写真は先生の実家でいただいた昼食です。キリスト教徒の多い北スラウェシ州では豚肉も食卓にでてきます。また、「ミナハサ料理」という北スラウェシの伝統的な料理があり、ここでは犬、コウモリ、ネズミ、蛇、猫等まで料理に用いられます。ミナハサ料理が出る度にCP先生たちが笑いながら「Ayane,coba jo!(食べてみて!)」と勧めてきますが、いまだに怖くて食べられていません。帰国までにcoba(インドネシア語で「試す」という意味)してみるべきか悩んでいます!!

ミナハサ料理(右下がコウモリ、真ん中の上が犬、下がネズミです)

派遣先校での活動だけでなく、CP先生や沢山の方のおかげで日々の生活もとても充実しています。もう一度訪れたい場所や、会いたい人が増えていく毎日です。2か月後には帰国かと思うとすでに寂しく思いますが、体調を第一に残りの生活も素敵なものにしたいです。

Writer
インドネシア ミナハサ県
白石 彩音さん

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