こんにちは!フィリピン・レガスピ市に派遣されている岡本英里です!
年が明け、早くも派遣終了まで2か月を切りました。毎日が新しい発見の連続で、日本との違いを楽しみながら日々を過ごしています。今回は、私が派遣されている「レガスピ市」について紹介したいと思います!
レガスピ市はルソン島南部のビコル地方にあるアルバイ州の州都です。さて、日本人が抱くフィリピンのイメージの多くは、綺麗な海やリゾート地だと思いますが、レガスピ市の観光名所は、海ではなく、山です。「マヨン山」とよばれる活火山が、レガスピ市をいつも見守ってくれています。「マヨン」は「美しい」という意味のビコル語(フィリピンの現地語の一つ)の「マガヨン」という言葉が由来でその名がついたと言われています。形状が富士山に似ていることから、戦前の日系移民に「ルソン富士」とも呼ばれていたそうです。そんな「マヨン山」はレガスピ市民の誇りであり、雄大で美しい円錐型の山容は、見るたびに惚れ惚れします。
市民の誇り マヨン山
ですが、最近ではほとんどその姿を見ることができていません。なぜなら、悪天候のため、山が雲で覆われているからです。特に12月下旬からは、毎日のように大雨警報が発令され、道路が冠水することもしばしば。他地域よりも自然災害や悪天候に多く見舞われているレガスピ市にいると、曇りの日でも元気になれたり、青空が見えると気分は最高潮になれたりします。レガスピ市に来て感じたことは「物は考え方次第である」ということです。毎日晴れていたら、晴れの天気に有難みを感じることはできないし、大雨で外出できないからこそ自分自身と対話する時間を設けられたりと、日本に居たときには感じることができなかった視点から物事を考えられるようになり、物事自体をプラスに捉えられるようになったと感じています。
レガスピ市に派遣されたからこそ経験できたことや感じたことをこれからも大切に、派遣終了まで頑張ります。