みなさんこんにちは!インドネシア・スバンに派遣されている中山寧々です。
私の派遣地は、西ジャワのスバンという地域の中の村で、住居は下宿のため、かなり現地に密接した食生活を送っております。そんな中でも、日本と大きく違って驚いた食べ物に関する話を3つ共有したいと思います。
まず、1つめ。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、インドネシアはお米を大量に食べる国です。こちらに来てまず驚いたことはお米とおかずのバランスです。日本では茶碗1杯のお米にさまざまなおかずをバランスよく食べるスタイルが主流ですが、こちらは違います。私は下宿しているので、よく下宿先のご飯(一般的なインドネシア家庭のご飯)をいただいているのですが、大量の白米に、味の濃い少しのおかずを食べるのがインドネシア現地スタイルのようです。
白米メインの食事
いまだにこのスタイルになかなか慣れず大変ですが、日本から持ってきたレトルト食品等を利用してアレンジすることで白米に飽きないよう工夫しています。
また、私の派遣地には、いわゆるレストランはなく、現地の方が日常で使うインドネシア式の食堂しかありません。写真のように、並んださまざまなおかずの中から好きなおかずと白米を盛って会計するスタイルの食堂です。
インドネシアの地元食堂
ここでもやはり、現地の方はおかず1種類か2種類に大量の白米を食べています。私はどうしてもいろいろなおかずを少しずつ食べたいので、いろいろと盛っていたら現地の先生に驚かれました!私は逆に現地スタイルに驚いたので、不思議な気分でした。
私が盛ったご飯
そして2つめ。お米の量に加えて、もう1つ驚くことは、揚げ物の多さです。私が下宿先に来て初めての朝食で、朝7時からバナナの揚げ物が大量に部屋に届いたときはさすがに驚きました。こちらでは朝晩関係なく、いつでも揚げ物を食べています。派遣先校の食堂も、本当に揚げ物だらけです。こちらでは、お腹に溜まるものを好んで食べるような気がしています。
朝7時に部屋に届いたバナナの揚げ物
そして最後に、果物が豊富です。私の派遣地の村では、ランブータンという果物が有名です。毛が生えたような見た目の果物で、私は日本では見たことがありません。ランブータンの木は下宿先の庭にもあり、この前、収穫の様子を見せてもらいました。長い竹の棒に挟んでランブータンを収穫する様子は現地感があってとても面白かったです。
ランブータンの収穫
現地の方の日常会話にも果物や木の話が出てきたり、派遣先校の生徒も学校内の木から果物を採って食べたりしているので、自然と距離が近い生活を送っていることがよくわかります。ランブータンのほかにも、パイナップル、バナナ、ブドウ、マンゴー、グァバ、ジャックフルーツなど日本で食べたことのないさまざまな果物に出会うことができます。日本とは大きく食生活が異なるインドネシアで、毎日貴重な体験をしています。