みなさま、こんにちは。
タイのウドンターニーに派遣されている神﨑です。
今回はイサーン地方(タイの東北部)のブンカーン県のクジラ岩とルーイ県のチェンカーンを紹介します。
私の住むウドンタ―ニーから東北180kmにブンカーン県、西北180kmにルーイ県があり、両県ともメコン川を隔ててラオスと接しています。ブンカーン県は2011年に誕生した、タイでもっとも新しい県です。ブンカーン市内から東へ25kmに位置するプーシン保護林公園は、ヒン・サム・ワーン(別名・3頭の親子クジラが泳いでいるように見える岩)という巨岩で有名です。7,500万年前の砂岩の岩です。森林公園事務所で入園の手続きを行ない、ピックアップへ乗り換えて山道を登ります。20分くらいで車を降りてクジラ岩へ。林を抜けたとたん赤く染まった地平線が見え、眼下に壮大な平野、足元はクジラ岩、そして絶壁の高さに震えが来るような素晴らしい光景です。地平線の手前にメコン川が見え、川の向こうはラオス。太陽が出てきた時の感動は忘れられません。
お父さんクジラ岩での日の出
お父さんクジラ岩からお母さんクジラ岩へ移動。お父さんクジラ岩を通して地平線が見え、岩の大きさがよくわかります。岩の両端の蛍光テープは歩行エリアを示しています。
お母さんクジラ岩からお父さんクジラ岩を臨む 朝日
次はチェンカーンです。チェンカーンはルーイ市から北へ48km、メコン川に面した地域です。チェンライでタイから離れたメコン川が再びタイと接する地域。ここは静かな古い街並みと美しい川が見られ、心を癒すには最適な場所です。Walking Streetは2.5kmに渡り、メコン川に平行しています。日が暮れると、伝統的なタイ式家屋の街並みがカフェやレストラン、おしゃれなアクセサリーのお店に変身です。また横にはメコン川の遊歩道があり、街歩きをしながら地元の方との交流も可能です。
チェンカーン旧市街の街並み
チェンカーンWalking Streetの賑わい
チェンカーンのメコン川に沈む夕日
イサーンの風景はいかがでしたか?太古からの自然・ゆったりとした営み。ぜひ、皆さんもイサーンでタイの大自然を満喫してください。最後に私の活動を支え励まし助けてくれたタイの方々に感謝します。